興津の清見寺に行ってきました。朝鮮通信使の歴史を知りたくて訪れたのですが、奈良時代から大正時代に至るまで、想像してた以上の歴史遺産の宝庫でした。

 

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幼少時、今川氏の人質になっていた徳川家康は清見寺で学んでいます。その家康が後に清見寺を保護し、大御所になってから庭に置いたのが「臥牛石」「虎石」「亀石」の三名石。牛のように我慢強く、虎のように鋭い目を持ち、亀のように長生きしてことをなす。 いかにも家康らしい。

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清見寺には、徳川家康が始めた朝鮮通信使による書が数多く保存されています。鐘楼に掛かっているのは「瓊搖(けいよう)世界」の文字。案内して下さったご住職によると、二つの玉がお互いに光を放ちあっている世界を表現しているとのこと。

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日韓は、400年前から問題を抱えながら「瓊搖世界」を模索してきました。来年は徳川家康没後400年。今の日韓関係はそれには程遠い現状ですが、今に生きる政治家として何を出来るか、考えてみたいと思います。

 

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