fit-bitで自動に送信されるデータはスマホに記録されるだけではなく、アプリを通じてクラウドのデータベースに保管される。

これは、個人情報の最たるものなので、そのセキュリティーは最高レベルだそう。

 

ユーザーの承諾を得て、fit-bitでもヘルスケア情報のデータがどんどん蓄積されているそう。

個人で、自分のライフログを記録し、運動や生活習慣の改善、フィットネスのモチベーション維持がメインの使われ方だが、今後はソーシャルな広がりが大きくなっていくと思われる。

 

まず、友人同士やfit-bitユーザー同士でコミュニティを簡単に作れる。これによりランニングクラブや睡眠!クラブなどライフログを「競う」ことも出来る。

 

また、最近では企業が従業員にfit-bitを配布し、ライフログから仕事の効率との相関関係を見ることもあるそうだ。

(とある、居酒屋チェーンで客席間を頻繁にいどうする店員は売上が実際に高いそうだし、鬱などのストレスを抱えた社員に気がつくこともあるそう)

(様々なデザインで水泳の最中でも使えるモデルも!)

 

ここまで管理されると、ストレスかと疑問をぶつけると、逆に社長以下幹部から率先して健康管理でコミュニケーションネタにしている事例もあるとのこと。

 

また、今後はスポーツシーンだけでなく、医療、予防医療の分野で需要が高まるようで医師からの引合いも多く、患者さんにつけてもらっている医師が増えて来ているらしい。

 

(同僚もガラケーでは使えないのでスマホへの買い替えを検討?)

 

医療、健康情報はこれからIoT時代でますますビックデータが蓄積されるだろう。

まだ、活用方法も研究途上だ。個人情報の取り扱い、その匿名利用についても法整備が追いつかない部分もある。

 

来年の通常国会には改正個人情報保護法で「医療機関」のもつ情報はビックデータで活用しやすくなる方向だ。

 

fit-bitのようなヘルスケア、ライフログはどのような活用が考えられるか。

例えば、現在は2万円程度のデバイスも価格が下がり、蓄積されたビックデータにむしろ価値が出てくれば無料で個人が身につけるプラットフォームになるかもしれない。

 

万歩計も東京オリンピックで健康意識が高まった1965年日本発だ。

ヘルスケアビックデータのグルーバルサービスが日本発で出てくるか?

心配や規制をする前に使ってみますか?