映画『真夜中乙女戦争』を観た。





永瀬廉と池田エライザのラブストーリーなのかなと思って観たら、集団爆破テロの話だった。
(極論です)

夫は「何が言いたいのか全くわからない、1月にして今年いちばんつまらない映画が決定した」と言っていた。
私はそこまでつまらないとは思わない。
観ながら、かなりヤバイなあ~と思っていた。
印象的な映画ではある。
「F」という人が書いた原作が10代~20代に人気だという。
「システムに乗っかって現実と上手く折り合いつけて生きていくのは悪いこと?」
「生きている意味もやりたいこともわからない退屈な日常を全部ぶっ壊したい」
そんな感じのことが描かれていた。

永瀬廉の役は
King & Princeというキラキラなジャニーズアイドルが演じるような役ではなかった。
彼はこれから役者として、どこに向かっていくのかなと思った。
でも、柄本佑の存在感と上手さが際立って、
主役の輪郭がちょっとボケた気がする。
強烈さが足りないけど、敢えてそのボンヤリ感というか、溶けて消えそうな感じというか、弱さというか、それを狙ったなら成功だと思う。