昨日、映画『MINAMATA-ミナマタ-』を観た。




水俣病のことは知っていたけど、正直子どもの頃の淡い記憶でしかなくて、
恥ずかしながら日本人でありながら詳細を把握していなかったし、
ましてや今なお苦しんでいる人々がいて、
チッソも国も充分な責任を果たしていないとか認識していなかった。
2013年の首相による解決宣言も間違いだとか。
写真「入浴する智子と母」は衝撃的。
他の写真も。
目を背けず、他人事と思わず、受け止めないと。
学校とかで上映したらいいのにな。
全日本人が見たらいいのにな。
とか、思ったり。
水俣に限らず高度成長の裏で悲惨な目にあっている人々が世界中にいることを伝えている。
ジョニー・デップはいつもの?変装?ではないけど素顔でもない。製作も務めている。発信したかったものは十二分に伝わった。
ハリウッド映画で、まともな日本人、日本描写が出てきたと思ったら、この内容って、
そこは違っていたらまずいんだけど、
皮肉というか、残念というか、微妙、複雑な気持ちがする。