母は元々温泉が大好きです。

 

お風呂に抱く思いは並々ならぬものがあります。

退院して3日目だったかな?

ケアマネージャーさんが「入浴業者が今日来れるっていうんだけど」というのですぐにお願いしました。その日私は夕方どうしても用事があり外出していました。ケアマネージャーさんが付き添ってくれました。

 

帰宅すると母が嬉しそうに

「すごいのよ。ちゃんと湯舟がくるのよ。そこにお兄さんが抱えていれてくれたよ。あったかぁいの。草津の湯だったのよ」

この頃ステロイドの魔法もやや衰えてきた母は少し言葉が幼くなってきました。

それでも私にいかにお風呂が素晴らしかったか、何度も何度も語るのです。草津の湯というのは入浴剤です。

 

亡くなる3日前位にもいれてもらいました。

腹水がたまり、からだが冷えていた母が入浴させてもらうのを初めて見ましたが、本当にうれしそうでした。嬉しすぎて業者さんが来ただけで泣いてましたウインク

入浴剤は「抹茶」でした☆

 

次はまた温泉と約束したのですが、それは叶わぬ約束となりました