A rose by any other name would smell as sweet. | ごはんときどきコスメ

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A rose by any other name would smell as sweet.

「バラはどんな名前でも同じように香るのに」


直訳すると、「バラはどんな名前で呼ばれても、同じように甘く香るのに」という意味です。




私がはじめてこの表現に出会ったのは中学生のころ。

当時から英語が好きだったんですが、オーストラリアに行ったときにNewton(科学雑誌)を自分用のお土産にしました。(当時、宇宙とか生体とかカンブリア紀の生物が好きだったんです笑)

それで、自分で翻訳して学校の先生に添削してもらってました。


その中の記事のひとつに「By Any Other Word」っていうのがあったんです。

その記事は鼻の粘膜と匂いの話。



これは「A rose by any other name would smell as sweet.」の引用だったんです。

シェークスピアの文をちょうど読んだ後だったので、たまたま気づけました。

この文章はシェイクスピアのロミオとジュリエットからの引用です。

家柄(家の名前)のせいで愛し合っているのに結ばれない、どんな名前でも実態は変わらないのに!

っていうシーンでのセリフです。


英文では、

・聖書

・シェイクスピア

・マザーグース

あたりは引用の鉄板です。

人文系の文章ならまだしも、対極の科学雑誌ででてくるなんて翻訳者泣かせですよね(><)