それでもよければどうぞ!
いきなり、襲われた麗華。
一体どうなってしまうのか!?
~麗華争奪戦!? 第3部~
「それにしても二本当に二人きりになれるなてね」
男はグフフと笑った。
麗『(私はそんなこと思ってないんだけど!)」
麗華はキッと男を睨みつけた。
「ん~?どうしたの~?」
ニヤニヤする男。
もう全てが気持ち悪い。
そんなに暑くないのに、汗ダラダラ垂れてるし。
ニキビもいっぱいできていて、メガネが曇ってる。
麗華は気持ちわるさで吐き気がした。
その時、男が麗華の頬に触れた。
麗『…っ!』ゾワッ
肉ばんだ手が麗華に触れる。
気持ちわるい。
汗ギトギトの手で触られて鳥肌がたつ。
「はぁ~本当に可愛い。ねぇ、ご主人様ってゆってよ」
男はビリリッと麗華の口を塞いでいたテープを外した。
麗『ぃっ…!』
「ほら、早く…」
麗『っだれが言うか…っ!』
ガッと男の足を踏みつけた。
「…なにすんだよ」
麗『…!』
男はそれにキレた。
そして、麗華の首を締めあげた。
麗『…っ!かはっ!』
「俺の奴隷のくせに…!ご主人様に歯向かうのか!!」
麗『うっ…くっ…』
麗『(ダメだ…。意識が…)』
その時、男は何かを思いついたように手を離した。
麗『ゲホッ…ゲホッ』
麗華は激しく咳き込んだ。
「他の奴にも見せてやろう」
男は携帯を取り出し、誰かに連絡しているようだ。
用件を済ませたのか、男は携帯を閉まった。
「これからもぉっと楽しくなるぞー?」
ヒヒヒと笑う男。
麗『(…っ!助けて…みんな!)』
その時、ガララッとドアの開く音がした。
麗『(みんな!?)』
「お、来た来た。。早かったな」
麗華の前に現れたのは政宗たちではなく、男の仲間が現れたのだ。
「よぅ。こいつか?お前の言ってたのって」
「あぁ。なかなかなもんだろ?」
「確かになー」
そこに集まったのはキモオタばかり。
麗『(類は友を呼ぶ…ってか!こんなことしてる場合じゃない!)』
男たちはジリジリと麗華に近寄る。
そして一人の男が、麗華の頬に触れた。
麗『…!』
「ハハッ、かわいいーwめちゃくちゃ怖がってんじゃん」
「とにかくはやくやろうぜ」
「だな」
男の意見が一致した途端、ハサミで服が破かれた。
麗『なっ…!?』
ビリビリビリッ!
無残に切り捨てられた服はもう、服としての役割を果たしていなかった。
麗『っにすんだっ!てめェ!!』
麗華は焦って口調が変わってしまった。
「口悪いーw 女の子なんだからもうちょっと直さないと」
そう言うと、男は麗華に口付けした。
麗『んむっ…!?』
「あ!てめーずりー!俺もしたいんだけどー!」
麗『(気持ち悪い、気持ち悪い!)』
麗華は耐えられなくなって、涙を零した。
それが逆に男たちを煽情すると知らずに___
「あー、こいつやべぇわ。まじで犯しちまいそう」
麗『ぁむ…っふ…』
ふざけんな!!
麗華はギロリと男を睨む。
「ハハッ!こえーww」
と、その時だった。
?「その辺にしてもらおうか」
佐「旦那、れーか見なかった?」
幸「某も捜しているのだが、見つからんのだ」
政「ったく…あいつどこ行ったんだよ…」
親「もう閉会式始まんぞ」
就「主役がおらんくてどうする…」
5人は麗華を捜していた。
元親によると、着替えに行ってたらまだ帰ってきていないらしい。
親「まさか…また巻き込まれてるとかないよな…?」
「がっ!」
「ごふっ」
ただいま目の前の状況に混乱している私です。
政宗たちが来てくれた!と思ったらまさかの人違い。
いや、知ってる人たちなんだけどね。
ちょっとまだ整理がつかないっていうか。
「如月ちゃーん!大丈夫ッスか~!!」
うん。そんなに大声出さなくても聞こえてるよ。
「とろい!!早くしろ!!」
「いてっ!三成様ひどいッスよ~」
そう。何故か三成さんと左近が来ました…。
左「よいしょ、これでよしっと。」
左近は手際よく男共を縛り付け、身柄を確保した。
三「こいつらのことは私がやっておく。左近、貴様はこの女を会場に連れていけ。」
左「了解ッス!っと、その前に如月ちゃんは着替えないとッスね。」
麗『え…あ、…』
そうだった…。私今ほとんど服着てない状況だったんだぁぁぁ!!
今になって自分の格好が恥ずかしくなった私は大急ぎで試着室に駆け込んだ。
左「如月ちゃん大丈夫ッスか〜?」
麗『だ、大丈夫じゃないわばか!!//』
ととととととにかく!!服着ないと!!!
私は試着室に掛けてあった制服に着替える。
左「如月ちゃん行けるッスか?」
麗『う、うん…。』
左「んじゃ行くっすよ!!」
麗『ちょっと待って、口洗いたい…。』
左「わかりました!一緒に行かなくていいっすか?」
麗『うん、大丈夫。』
私はそう言ってトイレに行った。
水で口を洗う。
汚い。…てか、私これから誰かとキスするのか…。
まぁ、負けてたらだけど。
私はタオルで口を拭いて、みんながいる場所へと向かった。
そしてギリギリ間に合った閉会式。
親「麗華!どこいたんだよ!」
麗『ごめんごめん!』
急いで入ると元親がこっちに駆け寄ってきた。
慶「でもギリギリセーフだから大丈夫!」
麗『結果はまだ出てないってこと?』
親「おう。これからだ。」
慶「どうなるかなー。」
頼むから勝ってくれ…。
知らない誰かとキスとか絶対嫌だし…。
政宗たちならまだしも…。
「結果が出ましたーーー!!!」
審査員が高らかに声を張る。
「優勝はーー…」
お願い…!!
「Bグループ、メイド喫茶でーーす!!!」
…え?
私が2人を見ると、2人も私を見た。
慶「優勝ってもしかして…」
親「やったなあ!麗華!!!」
麗『わぷっ!!』
元親はガシガシと私の頭を撫でる。
慶「優勝しちゃったね〜オレたち!!」
慶次も私を見て嬉しそうに笑う。
「優勝したBグループは舞台へどうぞ!」
麗『行こっ!2人とも!』
私達は舞台へと上がった。
ライトを浴びて、周りからは喝采が聞こえる。
そうするとこの騒動を起こした足利理事長が隣に立った。
足「朋よ!!よく戦った!しかし、この3人の朋たちの勝利だ!!この朋らに盛大な拍手を送るぞ!!!」
そう言うと周りからはすごい拍手が起きた。
麗『元親、慶次。』
親「ん?」
慶「なぁに?」
私は2人の腕を引っ張って頬にキスした。
親「!!??///」
慶「麗華ちゃんにキスされちゃった!!」
元親は顔を真っ赤にして、慶次は照れながらも笑っていた。
麗『2人とも!本当にありがとう!!!』
私が笑うと、2人も笑った。
政「てめぇらぁぁぁ!!!」
声のした方を見ると政宗や佐助たちが怒って私たちを見ていた。
ずんずん歩いてこちらに向かってくる。
すると元親と慶次は私の手を取って走り出した。
親「逃げるが勝ちだろ!!」
慶「そういうこと!!」
そう言って私達はそこから逃げ出した。
こんがらがって、無茶苦茶なこの戦いは私たちの勝利で幕を閉じたのだった。
