今日は3年前の記事のrepost、
からの、
昨日の映画鑑賞の感想追記の2本立て、です。
<取材・執筆・作画年月:2021年7月>
五重塔跡から谷中銀座に向かう道路に戻ると、赤穂浪士とゆかりのある観音寺の築地塀に遭遇します。
さらに進むと 吉川錻力店。
「錻力」、、、読めますか?
ブリキと読みます。
ブリキというのは鉄鋼板に錫(すず)メッキをしたもので、私が幼い頃にはブリキで作られたおもちゃの車やらロボットなんかがありましたが、今ではTVの「何でも鑑定団」でしかお目にかからないですね。
途中にある初音小路、なんともいえない「味」があります。
谷中煎餅
「夕焼けだんだん」から谷中銀座を見下ろすと、、、
CANSON XL MIX-MEDIA A4 / ペン画・透明水彩
階段を降りると寄席がありました。
谷中銀座。
昭和にタイムスリップ、、、と思ったら、谷根千ブームで集まる若者を意識したお店が多く点在する何とも言えない雰囲気で、少々がっかりした、、、というのが感想です。
でも慈善事業でやっているわけではなく、お客が入って儲からなければ生活できないので仕方がないことですね。
まっすぐ行くと よみせ通りにぶつかります。
よみせ通りの下には藍染川の暗渠があり、その先は川の蛇行のままに残る「へび道」に繋がっています。
不忍通りを突っ切って、江戸川乱歩の「D坂の殺人事件」のD坂:団子坂を登ると森鴎外記念館があります。
ここは鴎外が晩年の30年間を過ごした2階の書斎から品川沖が見えたところから「観潮楼」と名付けた旧居跡です。
自筆原稿書や書簡等が展示されています。
ただ、建物のデザインが森鴎外ぽくないですね。
脇の道を南下すると根津神社の前にでるのですが、その前にちょっと寄り道をして、夏目漱石の旧居跡へ行ってみました。
詳しくは↓
もどって、根津神社に向かいます。
<2023.7.20 追記>
昨日は映画三本立てを鑑賞したので、東京散歩とは何の脈絡もありませんが感想がてら追記します
1本目 「The MOON」
韓国映画です。
韓国宇宙局が月面着陸にチャレンジし様々なアクシデントを克服していくという映画。
これが巨額の製作費を投入したハリウッド映画に負けないVFX映像技術とテンポ良い編集で飽きさせずなかなかの出来。
ただし、ストーリーは予定調和で意外性はありません。
あくまで映像を楽しむ映画ですね。
劇場に飾られていた撮影に使われた宇宙服
今週末から ハリウッド映画の「Fly Me To The Moon」が公開されたので来週あたり比較鑑賞してみようと思いますが、「Fly~」は 昔 「カプリコーン1」という映画がありましたが、それと同じ設定で 人類初の月面着陸は実はフェイクで実際は月に行ってなかったというストーリーなので、The MOONとは趣が違うと思いますが、これはこれで観るのを楽しみにしています。
どちらの映画も テーマ曲が”Fly Me To The Moon”なのは偶然でしょうか?
アダモの「明日は月の上で」あたりでもいいかと思いますが。
2本目 「先生の白い嘘」
私は映画を観る前に一切の予備知識を持たないまま観ることにしてるのですが、この作品は鑑賞前と鑑賞後のギャップにちょっと戸惑いました。
ポスターを見た時の印象では、昔観た松たか子主演の「告白」という作品のようなストーリーを何となく想像してたのですが、まったく違いました。
親友の夫から性暴力を振るわれてもずるずる関係を切れず、教え子の生徒にも恋愛感情を抱いてしまう女教師、、、
後から知ったのですが、原作はコミックだそうなので、いまひとつ深みのないストーリーはいたし方ないかな という印象でした。
見終わった後 人だかりがしてたので何だろうと見たら
昨日から公開が始まった「宇宙戦艦ヤマト」の模型でした。
気合、入ってますね。
3本目
「お母さんが一緒」
これは面白かった! 今日イチ!の作品でした。
三姉妹がお母さんの誕生日のお祝いに1泊2日の温泉旅行を企画し、その温泉宿で繰り広げられる一悶着をユーモラスに描いた物語ですが、何とタイトルのお母さんは出てきません。ほとんど三姉妹の演技だけで終始します。
何か舞台劇みたいだなと思って後で調べたら、やはり舞台劇の映画化でした。
江口のりこ、内田慈 この二人の演技は最高ですね!
*映画の印象・評価はあくまで私の個人的・独断的なものであり、必ずしも一般的なものではありません。
観る人によって真逆の評価になることも多々ありますことをご了解ください。
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