こんにちは、久しぶりの晴れ間楽しんでいますか。
今年の秋は雨が多いですね。
元農家としては稲刈りがちゃんといい時期にできるかが
気になるところです。
さて、今日は、移住を目指している方なら気になる社会制度
のうちNZの年金制度について調べてみました。
とあるイギリスの年金制度専門サイトに依れば、
NZの年金制度は、他の年金制度と大きくことなると
されています。
どこが違うのかというと、他の制度ではリタイア後の
収入に代わるものとしての制度であるが、
NZのものは社会的保護として設計されているといいます。
したがって、NZの基礎年金に当たる部分については、
一定の居住要件さえ満たせば、今のところ誰もがもらえることに
なっているようです。
居住要件を詳しく見ていくと、以下のようになります。
・20歳を過ぎた時点で少なくとも10年以上NZに居住し、
50歳以後に少なくとも5年以上滞在していること
現在の受給開始は、65歳からですが、申請するためには、
以下の要件に当てはまっていることが必要です。
・ 65歳以上であること
・ NZの市民または永住権保持者であること
・ 年金申請時にNZに居住していること(例外もあるようです。)
いくらもらえるかについては、申請者の次のような状況に
よっても変わってきます。
・独身なのか、既婚なのか、事実婚など特定のパートナーが
いるのか、
・独身であれば、その居住状況がどうなのか
・別の海外の年金を受給しているかどうか
詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
https://www.workandincome.govt.nz/products/a-z-benefits/nz-superannuation.html
しかしながら、私達のようにNZへの永住を希望する人が気に
なるのは、この居住要件のところ。
実は、今、この居住要件を10年から20年に変えようかという議論が
起きているようです。それと同時に受給開始年齢を67歳に
引き上げようという議論もされているようです。
任期中に産休を取ったことで有名になった
ジャシンダ・アーダーン首相(NZ労働党)率いるNZの
現政権は、どちらかというと移民には慎重な姿勢を
取っています。
また、昨今NZへの移民が急激に増えたことにより、
移民を規制していこうという議論も議会では行われている
ようです。
いずれにせよ、移住を考えているならば、早く行動を起こす
方がいいかもしれません。
また、外国人による不動産の買い漁りの結果、
不動産価格の高騰が続いています。
NZ市民に住宅の供給不足が指摘されており、現政権は
それについても早急に対策を取ると公約を掲げています。
実際、つい最近外国人によるNZの不動産売買が規制する
法律が制定されニュースになりました。
こちらについては、また改めて、調べてみようと思います。
参照サイト:
https://www.pensionfundsonline.co.uk/content/country-profiles/new-zealand/99