親子で部屋に案内されると、持ち物の確認タイム。
教科書・ノートと出すうちに、宿題がでてきた。
・漢字プリント1枚
・漢字ノート1ページ
・算数プリント1ページ
家なら4時間かかる量だ。
当然、4時間みっちり書いているわけではない。
声をかけ、座らせ…
「水!」「トイレ」くしゃみ、なぜか鼻血…
何かとつけて、机に向かうと、離席する用事を作る。
書き始めても、2文字で離脱。
寝転がる次男をなだめ、はげまし、机に向かわせているうちに
夕食の時間になり、夕食後にも座らせるために時間を費やし…
翌朝の登校前にやっと終わるか、終わらないままか。
普段はできない量であることを伝える。
算数プリントは通常保護者が丸付けをして提出だが
そこは施設の方がやってくださるとか。
……それにしても次男…
施設の方に、しゃべりっぱなしだ。
そしてひとなつっこく一方的にしゃべくりまくっている次男に
拍子抜けするほどあっけなくさよならして、
家に帰る・・・。
***********
次男のいない夜は、静かだった。
主人も、長男も、おだやかだった。
兄弟げんかは当然、起きない。
普段、仕事が終わってへろへろしながら
100こくらい片づけても家がきれいにならないのに
20、30片づけただけで家が整頓された。
聴覚過敏のある私にとって
次男の叫び声、兄弟げんかの声は
ものすごくエネルギーを削られる。
それがないから、普段20時にバタンキューなのに
この日は、22時に書類作成を余裕でこなしていた。
夫も、長男も、私も
全員が、次男の存在で、削られていたのだ。
今日は家庭に笑顔が多い。
~翌朝~
次男のいない朝は、学校の送りが必要がない。
前日までの宿題をせかすこともない。
何時から学校に行くか相談しなくていい。
交渉しなくていい。勇気づけなくていい。
ーーでも、朝食用意の時に
ずっと4枚並べていたパンを
今朝は3枚しか必要なくて、急に悲しくなった。
長男は「今日次男帰ってくる?」と
少しさみしそうな顔。
長男・・・嫌そうな様子じゃなくてよかった・・・。
