「女は穢れている」

 

朝の連ドラ『らんまん』の

おばあさま(松坂慶子)の言葉。

おばあさまは酒蔵の家を守るための

名誉男性

国会議事堂で

「愚か者め」と発言したタイプの♀。

 

しかし、

なぜ女性が、

「穢れている」のか?

その説明はいつもない。

 

小学生の時、

女子だけ集められ、

まるで悪い事でも、

話すみたいにこっそりと、

生理の説明をされた。

 

生理時は女性は、

神社の前を通ってもいけない。

 

穢れているのって、生理のこと?

 

このおかしな教育(マウント)は

ドラマのように、

権力を背景にした

(年上、教師、上司、先輩)

女性(名誉男性)から女性へ行われる。

 

生理用品を「汚物入れ」と言い、

パットの始末が悪いと、

やはり「汚い!」と、

激しく忌み嫌われる。

 

しかし、生理が来ないと、

子孫を残せません。

それに赤ちゃんを育てる生理の血は

酸素を多く含んだきれいな血。

 

そして血を流すために、

内臓が子宮に圧力をかけるので、

生理は女子には辛いことのほうが多い。

 

生理=汚い

性教育=秘匿しなければいけない

そして『痛い』

 

これでどうやって、

出産率を上げるのか、

生理を汚いと教育する

名誉男性のオバサン達

お答えください。

 

ところで、

船(蔵)に女を乗せないとか

神社(土俵)に女を入れないとか、

 

なぜかというと、

神が女でヤキモチを焼くだからだと

言いますが、

それは男の詭弁ですね。

国会に女がいないのと同じ理由。

 

女神が生理の女を

「穢い」と思うはずがない。

しかし「女を汚い」と言うのは

ほとんど目上の女なのです。

 

ドラマ「らんまん」は、

江戸時代ですが、

 

世界にはるかに遅れて、

男女格差の激しい

もはや後進国(?)日本で、

「女は汚い」と

名誉男性(女)が女性に

パワハラ(モラハラ・マウント)

するのは、やめてください。

女が男の機略に乗って

女を苦しめて

女の地位を下げないでー-。

 

本当にトホホです。

 

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世界がぜんたい幸福に

ならないうちは
個人の幸福はあり得ない
by宮沢賢治

 

医療従事者の方々に、

心よりの感謝を捧げます。

 

 

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