執事画家が、
会社に休みの電話をしたら、
今コロナ感染者が、
増えてきているから(七月中旬)
病院へ行って
検査を受けてほしいと、
強力要請されたニャン
倦怠感が半端ないが、
執事画家は、
以前保健所に紹介された、
病院に電話すると、
混んでいるので待つが、
今すぐ来いという。
病院の駐車場で、
車の中で、電話にすぐ
出られるようにして、
待っていると、
発熱外来と書かれた、
通用口のような、
小さな入り口に、
一人車から降りて、
入っていき、
暫くして出てくると、
また一人車から降りて、
入っていく、
という段取りニャン
いよいよ執事画家の、
電話が鳴り、
ドアを開けて入ると、
なんかオサレ❤️
この部屋中央の、
iPadからテレビ通屋が入り、
これに向けて、
執事画家は保険証を提示、
しばし待つと、
診察室に入るよう指示があり、
髪からゴーグル、手袋、
ビニール袋を着たような、
防護服の看護師がいて、
『スミマセン』を連発しつつ
感染者と思しき人と会ったか?
県外へ行ったか?
そんな人と会ったか?
完全に思い当たることはないか?
症状を問診しつつ、
体温、血圧、血中酸素濃度を測るが、
全く正常の執事画家ニャン
そして徐に完全防備の、
老医師登場、
執事画家の鼻の穴に
綿棒を突っ込みつつ、
もう一度問診し、
その後は抗原検査の結果待ちで、
執事画家退室。
結構しつこく綿棒で、
グリグリされて、
くしゃみを必死で
堪えたニャン
駐車場の車のなかで、
待っていると程なく電話があり、
男の声で大変にこやかに笑いながら、
『陽性ですよー♪
保健所には
連絡しますね!
薬はないので解熱剤とトローチを、
入れておきますね』
えー……
何か開発できたとか、
報道してなかったっけ???
この病院にないの?
当県にないの?
日本にないの?
カロナール他と請求書を、
事務員が車まで持ってきて、
支払いを済ませた執事画家は、
幸い数日分の食料はあるので、
直帰したニャン
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世界がぜんたい幸福に
ならないうちは
個人の幸福はあり得ない
by宮沢賢治
コロナ禍の医療従事者の皆様に、
心よりの感謝を捧げます。
ありがとうございます❤️