前のめりに
人生前のめりに生き続けたい。
毎日を必死に充実させてこそ「生きてる」実感がわく。
そしてそんな生き方は自分だけではなく、周りの人にも伝染していく。
「人に影響を与える男になりたい。」
昔、こんな夢を友人に語ったことがある。
その時友人は、
「できるよ。お前ならできる。」
と肩を押してくれた。
そして、
「一緒に事業を立ち上げよう!」と誘ってくれた。
夢を実現させるための手段が現実的になってきた。そう思った俺は友人の誘いに乗り、新しい事業の立ち上げに参画することになった。
でもビビりの俺は、サラリーマンの仕事をやめるという選択はせず、事業が失敗したときの「保険」として選択肢を残し、、昼の仕事を終えたあとに友人の仕事を手伝うことにしていた。
もちろん友人は早々にサラリーマンをやめ、新しい事業一本に絞っていた。
なかなか結果の出ない日々。
弱気な自分。
それでも背中を押してくれる友人。
そんな友人に囲まれているだけでも十分価値があるような日々だった。
ある日、新しい仲間が増えた。
その仲間は結果を重視する奴で、友人同士が集まって結果が出ないなかでも頑張っていることに満足している俺達を見て、
「意味がわからん。
学生の集まりとちゃうやろ?
儲けたいんやろ?
本気で儲けたいんやろ?
本気でやってんのか?
本気で人生変える気あんのか?」
と痛烈な言葉を浴びせ、その行動力と発言で一気にメンバーの空気を一変させた。
サラリーマンの仕事を保険として確保しているような俺にはそこまでの本気に答えるだけの思いがなく、少しずつメンバーから離れ、集まりにも足が遠のいてしまうようになった。
最初に俺を誘ってくれた友人は、そんな俺を心配して、よく話を聞いてくれた。
俺は社会人になって初めて夢を語り合える。応援し合える。認め合える大事な友人に会えた。。
でも、そんな大事な友人に嘘をついてその事業から離れることにした。
「嫁が精神的な病気で…」
最低。
人を病気にしてまで逃げた。
自分が悪いわけではないと言い訳をしたいがために。
自分に自信が持てないだけなのに。
自分の弱いところを見せたくないだけなのに。
「お前ならできる」って、マジに言ってくれたのに。
結局、それからそいつとは会ってない。
もう3年近く連絡もとってない。
俺は何事もなかったかのように元のサラリーマン生活に戻った。
でも、一度辞めるつもりになったサラリーマンに熱意を持って戻れる訳もなく、それでも家族がいる今、仕事を辞める訳にもいかず。
そんな精神的な苦痛が続き、俺は、、、
何もしていないのに動悸がおこり、手汗が止まらなくなる。
そんな症状が一日のうち何回も続くようになった。
「パニック症候群」
そう言われる病気だと思う。
俺がついた嘘。
「嫁が精神病」
そんなウソをついた罰があたった。
ごめんな。
いろんな奴らにごめんな。
仕事は今でも続けている。
でも、毎日辞めたいと思っている。
「仕事の関係者が全員死んだらええのに。そしたら、もう働かなくてもいいのに。」
と、本気で願ってる自分がいる。
何とかしたい。何とかしないと。。。
今まで読んだ本の中で…
最近読んだ本
「明日もまた生きていこう 十八歳でがん宣告を受けた私」
「アルジャーノンに花束を」
「3秒でハッピーになる 名言セラピー 」
「人生を変える言葉「ありがとう」」
「成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語」
「すぐ使える・すぐできる目標設定法」
「水は答えを知っている―その結晶にこめられたメッセージ」
「生き方―人間として一番大切なこと」
「 「仕事ごころ」にスイッチを」
「ギャル革命」
「ハッピーバースデー」
「ジバグ」
「Life」
「鏡の法則」
うーん。なんかあんまり覚えてないな。
でも、一番良かった本は断トツで「ハッピーバースデー」やな。
家族からいじめられてた女の子が、自分を理解してもらうためにまず相手を理解しようとする。
すると、相手の行動が許せるようになり、自分がいじめられる理由も理解できるようになり、逆に相手を思いやる気持ちが生まれる。
そんな女の子を中心に家族が生まれ変わろうとする物語は何度読んでも泣ける。至極の本。
