昔のスピリチュアル書庫を見返してみると、意外と面白い。
今はすっかりスピリチュアル能力を閉じた娘は平凡な生活を送っている。
娘がこの能力を閉じるきっかけになった出来事はかすかに覚えているんだよね。
ショッピングモール的なとある駐車場の所で、なんかものすごい怖い悪霊みたいなのとすれ違ったらしくて、
「え、今のなに??真っ黒、怖い、もう見ない、」
と。すごくビビっていたっけ。
何も見えない私はポカンとしてあたりを見回したけど、周りには誰もいなくて、何も感じない。
当時娘の言うことは自分は見えなくても感じなくても全面的に信用していたので、ああ、何か悪いものがいたんだろうな・・・と思っていたんだけど、それ以降不思議なことを言うことはなくなったんだ。
今は20歳を過ぎて、すっかり大人の大学生生活をエンジョイしている。
昔こんなこと言ってたよね、神様と話ししてたよね、とか言っても覚えてない、忘れた、と言ってる。
でも何事も一切手を抜かず、頑張り屋で真面目、さぼるなんてしない娘は本当に私の子か?と思うくらい素晴らしい人間だと思う、(親バカ)
昔からずるいこともせず、人の悪口も言わない、出来すぎの人間だと思う。娘曰く、神様が見ているから悪いことはできないし、いい加減なこともできない、したら叱られそうだから、と。
きっと見えなくてもなんとなく染みついたそういう感覚は抜けないんだろう。
おそらく、時が来て、必要になればその能力が再び現れるかもと思っているんだけど、それがいいか悪いかはわからない。