隠れ家より

昔のスピリチュアル書庫を見返してみると、意外と面白い。

今はすっかりスピリチュアル能力を閉じた娘は平凡な生活を送っている。

娘がこの能力を閉じるきっかけになった出来事はかすかに覚えているんだよね。

 

ショッピングモール的なとある駐車場の所で、なんかものすごい怖い悪霊みたいなのとすれ違ったらしくて、

「え、今のなに??真っ黒、怖い、もう見ない、」

と。すごくビビっていたっけ。

何も見えない私はポカンとしてあたりを見回したけど、周りには誰もいなくて、何も感じない。

当時娘の言うことは自分は見えなくても感じなくても全面的に信用していたので、ああ、何か悪いものがいたんだろうな・・・と思っていたんだけど、それ以降不思議なことを言うことはなくなったんだ。

 

今は20歳を過ぎて、すっかり大人の大学生生活をエンジョイしている。

昔こんなこと言ってたよね、神様と話ししてたよね、とか言っても覚えてない、忘れた、と言ってる。

 

でも何事も一切手を抜かず、頑張り屋で真面目、さぼるなんてしない娘は本当に私の子か?と思うくらい素晴らしい人間だと思う、(親バカ)

昔からずるいこともせず、人の悪口も言わない、出来すぎの人間だと思う。娘曰く、神様が見ているから悪いことはできないし、いい加減なこともできない、したら叱られそうだから、と。

きっと見えなくてもなんとなく染みついたそういう感覚は抜けないんだろう。

 

おそらく、時が来て、必要になればその能力が再び現れるかもと思っているんだけど、それがいいか悪いかはわからない。

 

 

 酷暑の中、年齢相応の体力でくたくたになりながら仕事をしている最中、大音量で各々のスマホから地震速報が。

一瞬手が止まり、待合のお客様も静かに座って、経過を待つ。

幸い私のいる地域は震度はそれほどではなかったので、揺れが収まった後仕事を再開した。

こういう時って、妙に冷静になり、20代の若いスタッフは、ドアを開放しておきましょうね、

と言って、出入り口を確保していた。

 

ああ、ここは日本なんだなあとつくづく思ってしまった。

 

慌てず、協力して乗り切ろう、

そんな空気が店舗の中を支配する。

職場のみんなも、その時たまたま店舗に来られていた人も、

決して感情的にもならず、淡々と自分がどういう行動をしたらよいのか、考えていたんだと思う。

 

新幹線の距離で大学生活を送っている娘のところには

最強の神様がおられるので命の心配はしていないのだけど、

それでも、何かあればすぐ駆け付けたり帰省させたりは難しくなるかもしれない。

 

有事の時の行動が、人としてこれから明るい未来を生きるか、地獄行となるかを決める。

日ごろから何を大切に思って生活してくべきか、今一度心に問うてみたい。

 

命は粗末にしてはいけないけれど、

自分さえよければ、もあかんよな。

 

 

 

 

 

自分が生で記憶している一番古いオリンピックはモントリオールだったかなあ

それ以降、ボイコットした大会以外は楽しみに見てきたけど、

今回は盛り上がらない。

 

なぜって、ルールがまもられてないんだもん

 

今までも審判が買収されている疑惑の大会はいくつもあったけど、それで負けたとしても、

本当に応援している人がいつも一番輝いていた。

私にとってはそれが優勝だったのだ。

(勝てなかった選手本人はそういうわけにもいかないだろうが)

 

でも、今回はあまりにもルール無視がひどい

常軌を逸している。

世界滅亡のサインかと思われるくらいだな。

きっとこれから世界がおかしくなるよ、って思うくらい。

 

日常生活からオリンピックまで、

正しくルールを守っていくことが

窮屈なようでいて、これが楽しめる条件だってことだ。

 

 

暴君が自分勝手に作ったルールは単なるわがままだから

守る必要はないけどな。