メルカリ、フリマやヤフオクなどで
偽物のMulberryバッグが出品されているのを目にします。
そして気が付いたことがあります。
出品されている偽物のバッグの中に”鑑定済み"と
記載されているバッグが多数あることです。
以下は鑑定済として出品されていた偽物Mulberryです。
例1）大手リサイクルショップ購入 正規品となっています。
しかし内部ロゴフォントが明朝でコインの葉も丸みがあり偽物です。
例2）ブランド品は鑑定済み本物となっていますが
これも内部ロゴフォントは明朝でコインも偽物です。
例3）鑑定済商品となっています。
これはダリアもどきのプレートが革の上に張り付けられています。
本物は革をくりぬいてプレートをつけており、こちらは偽物です。
例4）鑑定済商品となっていますが
ロゴのフォントが明朝で偽物です。
鑑定されているのに偽物とはどういうことでしょうか？
それはMulberryバッグに対して
鑑定士の知識が無に等しいということです。
これは中古ブランドバッグ買取店が、
偽物ブランドバッグを市場に流通させているということです。
Mulberryバッグを実際に手に取って偽物を見分けることはそれほど難しくありません。
なぜならMulberryはアジアでの知名度・人気がそれほど高くなく
偽物のクオリティが低いからです。
Mulberryのサイトをすこし眺めれば本物がどのようなクオリティなのか学べ
それにくらべ偽物がいかに安っぽい作りなのかもわかります。
その点を考えるとブランド買取店にとって
Mulberryのような売れ筋ではないブランドは適当に処理されているのだとも言えます。
ブランド買取店のみでなくフリマサイトの出品者方も
本物を出品する責任があります。
中古買取店の鑑定を鵜呑みにせず
自身で商品知識を得ることは大切だと思います。
偽物にお金を出してしまう人がいなくなることを願います。