こんばんは、gogoです。



今日は中古車最大手の「ガリバー が2009年4月から開始したカーシェアリングサービスガリバー・カーシェアメイト を紹介


カーシェアリング・ビジネスの成否を決める3大要素は、「車両調達」「ステーション(駐車場)調達」「会員獲得」


ガリバーは「車両調達」にアドバンテージがあるので、強い


本業で買い取ったクルマのうち、値が付きにくい不人気車(色や年式など)をカーシェアリング車両に回せば、仕入れ値で減価償却できるので、他社に比べて圧倒的な低コストが実現できそう




いまトライアルフェーズのようで、千葉県市川などに7ステーション(7台)とこじんまりの展開


鍵は「ICカード方式」で、料金プランを含めサービス内容に特徴は無いかな~


強いて言うなら、ホームページの「コストシミュレーション機能」が分かり易い!

http://www.gulliver-carsharemate.com/costsimulation/index.html


現在、車を所有している人の毎月の維持費と、カーシェアリングを利用した場合のコストとを簡単に比較できる

(これは便利)




それにしても、ホームページサイトのSEOがぜんぜん利いてなくて、「ガリバー・カーシェアメイト」で検索してもヒットしない…


もったいないね~





こんばんは、gogoです。



ちょっと前のニュースですが、北海道の雄、カーシェアリングの古参組 「ウインド・カー」 が、非上場株式の取引市場「グリーンシート」 で取扱銘柄として指定を受けました。


ウインド・カーは、北海道で自動車整備業を営む須賀原自動車工業が母体です。


結論から言うと、相変わらず、グリーンシートでは資金調達が十分できないようです…





1株あたりのバリエーションが1,500円で、合計2640万円の調達(たった)

→発表IR資料: http://windcar.jp/greensheet/img/greensheet_syuryo.pdf



同社の財務状況では億単位の調達が必要だったはず…


銘柄指定で相応の金額を証券会社に支払ってるにも関わらず、3千万円弱のリターンじゃ、ぜんぜん割が合わないですよね~


ちょっと、調べれば事前に分かったはずなのですが…

ツライなぁ~~~


恐るべし、グリーンシート!!








こんばんは、gogoです。



上記タイトルは、トヨタ自動車のことです。


彼らは、「トヨタカーシェアクラブ」 という他社に比べると全然本気度の足りない「実験的」カーシェアリングを東京と大阪、そしてお膝元の名古屋で計5ステーションを展開しています。


正直、ぜんぜん力が入ってない…。



こないだ、取材をしようと、トヨタ本体のお客様相談センターに電話したけど、カーシェア事業のことを「知らない(!)」ですって。


さすがにまずいでしょ~。


トヨタの名前を冠してるんですから…。



東京エリアで頑張ってる担当の方(名前を失念しちゃいました)は、カーシェアを広めようと熱意溢れる接客をしてくれてただけに本部との温度差は相当かわいそうな感じでした。


近々、サイトもリニューアルして、「本気にやり始める」という噂も聞きましたが、ホントかどうかは現時点怪しいところですね。


電子錠はシステムは、「ICカード式」


価格を含めたサービス面で目新しい点は何一つありません。


実験なので、入会受付所も持ってなく、一番最初の入会のときは、現地で担当者と待ち合わせして、カーシェアリング車両の中で二人で契約書を書いたのが印象的だったなぁ~。


あれじゃ、女性の入会はキツイでしょ。




(厳しく言うと) 企業側の都合で「テストマーケティング」は分かるけど、あまりに露骨に手を抜き過ぎだし、他社カーシェアリングを複数入会してる小生からすると、あれで「金」取るのは会員をナメてる。


私みたいにいくつものカーシェア会員になってる人がいないから、比較する人もいなくてバレてないけど…ね。


やるならやる!やらないならやらない!


カーシェアリング全体の評判低下が心配です。


こんばんは、gogoです。



今日は、カーシェア事業者の一社、日本駐車場開発 が経営する「エコロカ」 の紹介


タイトルにあるように「独自路線」を歩む、やや変り種のカーシェアリング事業者です


どこが変り種か?


2008年2月のサービススタートと、業界では割り合い古参の部類にも関わらず、拡大スピードが極端に遅い…

(1年半やって、たった18ステーション)


慎重と言えば、慎重。


まあ、「本業で運営している駐車場」の活性化の観点でカーシェアをやってるとすると止む無しか…



ただ今後、東京のカーシェア市場が確実に【面取り合戦】になり、コンビニのドミナント戦略がそうであったように、出遅れた勢力は2等立地への出店(車両配置)を止む無くされ、結果競争力を失うのは明らか…


その意味では、ここらで「行くなら行く」、「止まるなら止まる」の腹をくくらなきゃいけないでしょうね。



エコロカは立ち上げメンバーの一人で優秀な方が、辞めちゃったと聞きました。


失礼ながら、現運営メンバーでは業界ナンバー1を目指すのは不十分なようです。


カーシェアリングもコンビニと同じように、「第4位まで。あとは良く分からないその他」となりそうな気配がする中、エコロカが今のままでイイ気は決してしません。


私見ですが。




こんばんは、gogoです。



今日はカーシェアリングの車の清掃について。


カーシェアリングは、街のいたるところにある「月極駐車場」などに車だけを配置します。

当然ながら、無人レンタルです。


(反対に、従来のレンタカーの場合は、常にスタッフがいる営業所に車両が配置されてます。)



無人レンタルゆえに、前のお客様が車内を汚していないか?軽事故(コスリなど)を起こしていないか?、そもそも、車の整備状態が安全で問題ないか?をチェックするためにも、定期的に車両を回らなければなりません。


このオペレーションコストがバカにならない。


新規参入組の事業計画を見ると、ここの見積もりが大体甘いですね。



とはいえ、どこまで徹底してやるか?は企業姿勢にも因ります。

ちなみに、東京の世田谷を中心に展開している「コミューカ 」は、地域密着ドミナント展開をしているので、車両チェックは「毎日」やってます。

ただ、業界トップのオリックス「プチレンタ 」は、1台の現地チェックはだいたい10日に1回ほどです。



カーシェアリングのアドバンテージは無店舗営業によるコスト低減ですから、本来コミューカのように「毎日」、現地に駆け付けていては、意味ありません。


「○日に1回」という点では、正解はありませんが、現地になるべく行かずに済ませる仕組みをしっかり創りあげることで、PLの大幅改善は期待できます。


ここは皆さん、貪欲に取り組んでいただきたいですね。