1人で離れて暮らしているとなかなか気持ちの整理がつかなくて、なかなか前を向けなくて、悲しくて悲しくて仕方がない日がある。涙が止まらない日がある。でももう、泣いて過ごすのは終わりにしたいから、これからは笑って思い出せるようにしたいから、これをきっかけに前を向こうと思います。
2016年5月27日に大好きな君が天国へ旅立って、もう1年が経ちました。そっちにはおいしい食べ物がありましたか？季節はこっちと同じ初夏なのでしょうか？ちゃんとご飯は食べていますか？風邪をひいてはいませんか？のびのびと駆け回っていますか？君の事が心配で、君の事が愛おしすぎて、毎日君の事を考えます。でもそれ以上に君は、私たち家族を心配してくれているんでしょうね。大丈夫、私はまだ涙が止まらない日があるけれど、少しずつ前を向いています。君は本当に空気を読む天才で、誰よりも私たち家族を見ていてくれたよね。きっと、27日を選んだのは、金曜日を選んだのは、君の最後の優しさだと私は思っています。4月から仕事の関係で県外へ出ていた私が帰ってこられるように、私がみんなと一緒に君と最後のお別れができるように、27日の金曜日にしてくれたんだね。本当にありがとう。でもさ、わんぱくすぎるよ。6年9ヶ月っていう短い時間をあっという間に駆け抜けて、今はまだ誰も一緒には行けない場所へ、1人で駆け出していっちゃうんだから。たくさんの幸せな気持ちとたくさんの思い出を残して、たった1人で駆け出していっちゃうんだから。私はもう少しゆっくり、君と生きたかったよ。もっとたくさん君を抱きしめたかったよ。もっとたくさん、君が鬱陶しがるくらい、大好きだと伝えたかったよ。もう君へ、その気持ちを直接伝える術はないけれど、私は毎日君を思っています。君が本当に好きで、これから先もずっとずっとずっと、君を大好きな事は変わらない。ありがとう、こんな気持ちを教えてくれて。ありがとう、こんなに幸せな時間をくれて。ありがとう、素敵な素敵な思い出を。ありがとう。ぶん、君が心から大好きです。
何年、何十年先になるかわからないけど、また一緒に散歩に行こう。
いつかまた、絶対一緒に散歩に行こう。
