いやホント日本語って難しいなって思うんですよ。じゃあ英語はイタリア語は中国語は簡単なのかって言われたら、外国語に造詣の無い私は困っちゃう訳ですけれども。まぁいいや。
今回はエセ理系方針を投げ捨て文系方針で行きますよ。よろしくお願い致します。
こないだトリリンガルっぽい人を見かけました。日本語と英語とイタリア語を話されてたっぽいんですけど、そういう人に一回聞いてみたいんですよね。どの言葉が1番難しいですかって。
アホ丸出しな質問だなと思います。でもよく聞くじゃないですか、日本語が一番難しいって。それが本当なのか確かめてみたいんですよね。
自分で外国語勉強しろって?はっ、うるせーよ。
前置きはここまでにして、まず私が挙げたいのは伸ばし棒の使い方です。こうやって文章を書いたり、時には台本なんて書いてる身としてはホントチョイスに迷うんですよね。特に台詞になるとホントに。
例えば先程書きました「うるせーよ」ですが、思いつくだけでこれだけ書き分けることが出来ます。
うるさいよ(五月蝿いよ、煩いよ)
うるせぇよ
うるせーよ
ウルセーよ
耳障りとか、同じ意味の言葉はとりあえず置いときます。
先程の文章がこちら。
「自分で外国語勉強しろって?はっ、うるせーよ。」
どうかと思う例文ですが、書き進めてしまったし、まぁいいや。
この場面、投げやりなイメージを醸し出すために「うるせー」をチョイスしました。なんというか、唇をとんがらせて言っているイメージというか、そんな感じです。軽い感じで。
「うるせぇ」としてしまうと、喧嘩している時に言うようなイメージをになってしまうんじゃないかと思うんですよね。伸ばし棒では無く、小さな「え」が入っているため、そこで「え」を発音する必要があるんですよね。だから語尾が強くなると言うか、重たくなると言うか、そんな印象を僕は受けます。
「ウルセー」は迷うところではあります。発音的には「うるせー」と変わらないでしょうから。しかしカタカナで書くことによって字面的にわざとらしさを感じます。なんと言うか、自作自演というか、そういう小賢しさを。
発音に関して変わらないと言いましたが、何となく「ウ・ル・セ・ー」って区切りたくなる気持ちも少しありますね。
「うるさい」っていう表記はどうなんでしょうね。今回うるさいの後に「よ」が付いてるじゃないですか。「うるさいよ」って。なんか、「よ」を付けるのであれば前の3つのように言葉を変形させた方がいい気がするんですよね。
別に不自然って訳じゃないんですけど、口語体としてはなんかちょっと今の場合には改まりすぎというか、そういう感じがしたので除外しました。漢字もちょっとねぇ……。
で、チョイスされたのは「うるせー」だったという訳です。
こういうのって外国語にも多く存在するんですかね?
黙れって言いたければビークワイエットとシャラップぐらいしか思いつかない程の私の英語力ですけれども、例え英語でもっと多くの黙れがあったとしても、
黙れ、喋るな、話すな、口を出すな、口を慎め、静かにしろ、耳障りだ、うるさい、etc
それぞれにさっきの「うるせー」のような表記のパターンがあります。英語のスラングもかなり難しそうですが、日本語にもそういうものはありますし、やっぱり日本語、かなり難しいと思います。
ここまで書いておいてなんですが、伸ばし棒って日本語難しいなって問題で取り上げるべきものなんでしょうかね。あくまで表記の問題として取り上げましたが。まぁいいや。
表記の問題、且つ意味合いの問題として一人称、二人称も中々深い問題ですよ。
私としては普段の生活で、僕、俺、私、ワイ、わし、拙者、ぐらいの順番の頻度で使用してます。
他にもいっぱいありますよね、一人称。ウチ、わたくし、おいら、おいどん。あと職業的なものでは筆者、小官、小席……。過去に遡れば麻呂とか朕とか。
調べてみると100種類以上あるみたいですよ。100種類ですよ100種類。自分自身を表すための言葉が100種類。意味わかんなくないですか?
それをその時々に合わせて使い分けてる私達。Twitterで呟く時なんかも結構考えますよね。何なら使い分けを確立しちゃおうかと思った時もあります。ただまぁ確立するには至らなくて、ちょっとネタ気味の事を呟くなら僕、特に何も考えてなくて本心が出ちゃってる時は俺、ってな感じになってる気がします。
そういえば、相手の事を自分って言うのは関西と他の少ない地域だけなんだそうですね。二人称としての自分がメジャーじゃないと知った時はそれなりに驚いた記憶があります。
さて二人称の話になりますと、これはなんというか、呼ぶ方呼ばれる方2人の関係性を表す言葉になるので書き手としては頭を悩ますものになります。
まず、なんでしょう、一番ベーシックなものは「君」になるんでしょうか。「あなた」ってのもそんなに使いませんよね。なんというか、旦那さんに対しての呼び方というイメージが強い気がします。その場合の表記は「アナタ」が相応しそうですけどね。私が使う時はジョークっぽい時とか、茶化しながら怒る時とかなんですかねぇ。いまいちピンときません。
あなたっていうのも「貴女」って書くとオトナな恋愛、みたいな気がしますよね。中々このトーンのあなたは私には使う時が訪れない気がします。
「お前」っていうのも第1に思いつくのは友達付き合いで使う場合ですが、熟年夫婦の夫が奥さんの事をお前って呼んでるイメージもあります。なんか昔その呼んだ流れで熟年離婚するみたいな映像があった気がするんですが、何の映像だったのか思い出せません。まぁいいや。
恋仲の2人がまず苗字呼びからお互い名前呼びになって、結婚して子供が出来てお互いをお父さんお母さんと呼ぶようになって……っていう二人称のドラマが出来ますよね。お前の話を出した後なので熟年離婚しそうなドラマですが……。
後はなんでしょう、仕事だとお客様、お宅、ちょっと違うけど貴官、古い言葉で汝、主、そち、卿。卿とか貴公とか良いですよね。なんか貴族的な雰囲気があって、銀河英雄伝説のラインハルトを思い出しますね。口に出して言ってみたい言葉ですよね、卿。何とかしてそういう階級になってみたいものです。
さてさて、ちょっと1つのワードと他人の呼び方だけでこれだけ。呼び方に関しては1つ1つ解説したわけじゃないですからね。もっと詳しくやろうと思えばいくらでも出来ますよ。あくまでも私の感覚的なものにはなるので、ちょっと違うなーって思われる方も少なからずいらっしゃると思いますが。
やー、日本語って楽しいですよ。もっと日本語で遊んで、面白くて綺麗な文章を書きたいものです。トレーニングとして一応このブログを書いておりますが、効果の程はどんなもんなんでしょうね。
別に何も無くても書くだけで楽しいし、まぁ、まぁ、いいでしょう。