リヴァプールの2017-18シーズンの試合スケジュールは以下の通りです。
プレミアリーグの試合とCLプレーオフの日程は確定していますが、FAカップとリーグカップはまだ確定していません。が、ほぼ昨シーズンと同じ日程で組まれると思われるため、これらの日程も追加しています。FAカップは、プレミアリーグの全チームが3回戦から参加、リーグカップはCL又はELに参加しているチームは3回戦からの参加になります。カップ戦でどこまで勝ち進むかはわかりませんが、国内カップ戦は5回戦まで、CLはグループステージまで記入しています。2018年2月以降は試合数が多くないように見えますが、カップ戦で勝ち進めば試合が組まれていきます。
ミッドウィークの試合はオレンジ色に、ビッグマッチ(マンU、マンC、チェルシー、トットナム、アーセナル、エヴァートンとの試合)は太字にしています。
8月
12 - Watford (A)
15or16-CLプレーオフ(1leg)
19 - Crystal Palace (H)
22or23-CLプレーオフ(2leg)
26 - Arsenal (H)
9月
インターナショナルウィーク
9 - Manchester City (A)
12or13-CLグループステージ(Day1)
16 - Burnley (H)
20or21-リーグカップ3回戦
23 - Leicester City (A)
26or27-CLグループステージ(Day2)
30 - Newcastle United (A)
10月
インターナショナルウィーク
14 - Manchester United (H)
17or18-CLグループステージ(Day3)
21 - Tottenham Hotspur (A)
24or25-リーグカップ4回戦
28 - Huddersfield Town (H)
31or1-CLグループステージ(Day4)
11月
4 - West Ham United (A)
インターナショナルウィーク
18 - Southampton (H)
21or22-CLグループステージ(Day5)
25 - Chelsea (H)
27-リーグカップ5回戦
29 - Stoke City (A)
12月
2 - Brighton and Hove Albion (A)
5or6-CLグループステージ(Day6)
9 - Everton (H)
13 - West Bromwich Albion (H)
16 - Bournemouth (A)
23 - Arsenal (A)
26 - Swansea City (H)
30 - Leicester City (H)
1月
1 - Burnley (A)
6or7-FAカップ3回戦
13 - Manchester City (H)
20 - Swansea City (A)
27-FAカップ4回戦
30 - Huddersfield Town (A)
2月
3 - Tottenham Hotspur (H)
10 - Southampton (A)
17or18-FAカップ5回戦
24 - West Ham United (H)
3月
3 - Newcastle United (H)
10 - Manchester United (A)
17 - Watford (H)
インターナショナルウィーク
31 - Crystal Palace (A)
4月
7 - Everton (A)
14 - Bournemouth (H)
21 - West Bromwich Albion (A)
28 - Stoke City (H)
5月
5 - Chelsea (A)
13 - Brighton and Hove Albion (H)
さてこう見ると、以下の点が明らかになってきます。
① 年内はインターナショナルウィークを除けばほぼ週2で試合
② ビッグマッチは分散傾向
③ 日程が特に過密になる12月のビッグマッチは2つ、しかも片方はホームでエヴァートン戦
①からわかることは、ターンオーバーが必須だということです。CLはポット3になることが確定おり、ポット1、2のチームは手を抜ける相手ではないため、グループステージ突破のためには主力を出す必要があります。となると、必然的に国内カップ戦では大幅にターンオーバーして、ほぼ控えで戦うことになります。昨シーズンはケガ人が多く、特にシーズン終盤の試合では、ベンチの半分が10台の選手という状況になっていました。今シーズンは、控え選手が国内カップ戦を戦うことになる一方、クロップにとって3シーズン目のためタイトルの1つくらいは求められるシーズンですから、10台の選手をベンチから押しのけるくらいの補強が不可欠と考えられます。
シーズン序盤にビッグマッチ、しかもアウェーが集中していた昨シーズンに比べ、ビッグマッチが分散しているということは、ビッグマッチ以外の試合で主力を順次休ませ、ビッグマッチに主力を出場させるという戦力の集中が行いやすく、また、ケガ人が発生してもビッグマッチを連続で落とすというリスクを分散することができます。
ポイントと思われる時期は、10月のマンU(H)-CL(Day3)-トットナム(A)と思われます。インターナショナルウィーク明けは疲れが残りますし、このウィークの2試合目の試合をイングランド代表はリトアニア、ブラジル代表はブラジルで戦うので、リーグ戦再開前に長距離の移動が必要になります。マンUはアンフィールドでは守備的なスタンスを取り、勝ち点1を狙う戦い方をすると思われますし、トットナムは守備が堅く、昨シーズンはホーム無敗を誇っています(ただし今シーズンは本拠地が移転しますが)。CLのDay3がアウェーとなると、かなり厳しい2週間となるでしょう。
日程が過密となる12月にビッグマッチが2つしかなく、しかも片方がエヴァートン戦(H)というのはかなりありがたいです。エヴァートンには直近15年アンフィールドで負けたことはなく、他のビッグマッチに比べ、勝利の可能性が高いカードです。また、12月のミッドウィークの試合のうち、2試合がホーム、もしCL(Day6)もホームであればすべてホームとなります。日程が詰まっている中で移動が少ないというのは、恵まれた日程と言えるでしょう。








