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雪国札幌の行政書士・ヨシダの平穏無事(?)な日常

仕事のこと、日常のこと、ビジネスのこと…そのほかのあれやこれやを開業10年越えの行政書士が、あまり後先考えずにホンネで綴るブログ

税理士さんや司法書士さんのような他士業からお仕事を紹介されたり、逆にこちらから他士業に紹介することもありますが

 

意外と同業者から紹介されたり、同業者に紹介したりということも、この業界ではけっこうあります。

 

行政書士の世界って

 

専門特化してる事務所と

 

業務を絞っている事務所と

 

全般的に何でもこなす事務所に分かれていて

 

例えば、建設業を専門にしている事務所なんかだと

 

運送業は一切やらない

 

ということが往々にしてあったりするんです。

 

当然お客様からすれば

 

そんなことは知ったことじゃないわけですから

 

建設業専門の事務所に運送業の相談に行くことだってあるワケで

 

そういう時には、

 

運送業を得意としている先生に紹介することもあるワケです。

 

僕の場合、

 

付き合いの長さによって

 

・相続のヨシダ

・建設業のヨシダ

 

という印象を持たれているようで

 

相続をやらない事務所から相続のお仕事を紹介されたり

 

建設業をやらない事務所から建設業のお仕事を紹介されたり

 

といったことが、年に数回あります。

 

 

「自分はこういうことができます。こういうことが得意です」

 

ということは、

 

お客様だけでなく、同業者や仲間内にもしっかりアピールしておくのが

 

得策なのかもしれません。

 

「建設業みたいな、『昔からの行政書士の仕事』みたいなのは、ベテランの先生が抑えちゃってますよね」

 

と、よく言われます。

 

果たしてどうなんでしょうね?

 

僕の周りには、開業して3~4年ぐらいなのに

 

ほぼ建設業のお客様のみで事務所を回している先生もいます。

 

同様に、それほど業歴は長くないにもかかわらず、コンスタントに建設業関連のお仕事を受注している人は、けっこう多いです。

 

 

「建設会社は、1軒潰れると5軒新設される」

 

と言われるくらい入れ替わりの激しい業界ですし

 

調べてみると、

 

行政書士の関与率はそんなに高くもないみたいなんですよね。

 

実際、役所の窓口で順番を待っていると

 

作業服姿のオジチャンが

 

「これは、どういう風にしたらいいのよ?」

 

窓口の係官に聞いている、つまり行政書士を介さずに、業者さんが自分で許可申請や決算報告をやろうとしている光景を目にすることが多いです。

 

日本にある会社の1/3近くが建設会社と言われています。

 

そう考えると

 

ベテランの先生に抑えられている

 

というのは、イメージだけで

 

潜在顧客はまだまだいるのではないか?

 

その掘り起しは、アプローチの仕方次第なのではないか?

 

とも思えたりするのです。

 

知人紹介で4月に受任した合同会社の設立依頼。

 

依頼者ご本人が多忙ということもあって

 

しばらくペンディングになっていましたが。

 

やっと動き出せそうです。

 

合同会社は株式会社と違って

 

定款の認証の必要がありません。

 

他の部分は株式会社の設立とそれほど変わりませんが

 

その分だけ、スピーディーに事が進みそうです。