先日、地元で中学野球の県大会がありました。決勝まで勝ち抜くのには金曜日から日曜日までの3日間で5試合を戦わなければなりません。
少子化の波でか、部員の少ないチームもたくさんあります。中にはちゃんとピッチャーが出きる選手が1人しかいないというチームもありました。
そんな中、球数制限を導入したら・・・。
県立高校で監督をされている方と一緒に試合を見ていたとき、球数制限の話になりました。
「もし球数制限が始まれば日本の野球が変わってしまうね」
早いカウントでは手を出さず、球数を多く投げさせたり。カット打法のような戦術も出て来るかもしれない。そうなってはもう野球じゃなくなってしまうと懸念していました。
その中で「球数を制限するよりも先ず、良い投げ方の習得。」と言う話になりました。
たしかに故障をしない投手は良い投げ方をしている。みるからに故障しそうだなぁって投手は何度かやっている場合が多いです。
もちろん日程的な無理も改善しなければならないと思いますが、先ず故障をしにくいモーションを習得すること。そんなアプローチも必要だと感じます。
そのためにやらなくてはならない事。
指導者の育成もその1つ。
しかし「ブラック部活」とか言われてるこの時代。なかなか難しい。
であれば各地域に知識や経験のある指導員を用意。その地域のチームを定期的に循環して、選手及び指導者へのアドバイス、調整指導、技術知識の共用化など。
まだまだ出きる事はあると思います。
根はもっと深い所にあります。一概に球数制限で済む事ではない。
そう思いながら、何が出きるか模索している自分がいます。
