人間が亡くなると
すっごく哀しいのに
哀しんでいられないほど
法事が目白押しだ。
抜け殻のようになってしまった父は
まったくやる気がなく
お婿さんということもあり
親戚のババアどもから
ガアガアと文句を言われ
すっかりやる気もなく
私が仕切ってやることに。
25歳の小娘にとって
法事ゴトって初めてで
風習とか近所付き合いとかも
まったくわからなかった。
本当に哀しんでいられないほど
忙しくて眼が回ってしまった・・・・・
哀しませないための
回数の多さなのだそう。
日本の法事の風習は
うまくできてるな~っと思った。
49日忌にはじまり
毎月の月命日
そして新盆。
ソウコウしているうちに一周忌法要。
そしてわが田舎ではふじ法要が10月。
仕事をしながら
法事の場所やら食事の手配をして
お茶菓子や引き物の買い物をして
お墓参りにいき
なれない家事をする。
・・・・・まあ、
いいたいグチはたくさんあるので
今回は簡単に触れておきますが(笑)
そんな生活が
怒涛のように過ぎていった。
一周忌法要が無事終わり
仕事のピークがすぎて
ホッとしていたころ
私の体に異変が起きたのだった・・・・・