病気が発覚したとき
私には婚約者がいた。
私の父は
「返品されるといけないからだまっていろ!」
っと言った。
んんんん・・・・
まあ・・・
ようやっと貰い手がきまった娘だからって
返品って・・・・(苦笑)
私は、自分の体のことを
イチバンわかっていてほしいヒトだから
なんのためらいもなく
彼に話した。
「一緒に病気と闘っていこう」
と言ってくれた。
彼のご両親も
自分の娘のように心配してくれた。
ありがたいなあ~と
本当に感謝して、感激した。
私のわがままを
存分に聞いてくれた式を挙げてくれた。
式を挙げた20日後に検査入院した。
式を挙げた神社でもらったお守りを
病院へ送る車の中で
「がんばって!」っと
そっと手渡してくれた。
すごく怖いけど
今まで以上にがんばれる気がした。
自分のことをこんなにも思ってくれている
相手がいるって
本当に幸せだなあ~って思った。
私が難病なのかどうか
サルコイドーシスなのかどうかの検査。
まず1日目に
ガリウムシンチの検査のために
放射線を体内に注射。
レントゲン、CT、肺機能検査をした。
肺機能検査は、ホースに息を吹き込んだりする検査。
2日目に
心エコー、心ホルダーエコー
24時間機械をつけっぱなしで
心臓の動きを検査する。
3日目に
ガリウムシンチの検査。
30分ほどCTに似た機械に入って
隅々まで検査する。
悪性のところや、炎症のあるところが
ガリウムシンチだと
はっきり写るのだそうです。
4日目に
肺内視鏡検査。
まず検査の前に
のどの筋肉が動かないようにだったかな?
オシリに注射をする。
これがムチャクチャ痛いっ!!!!!!
それから台に乗せられて
検査室へ。
前の病院で、この肺内視鏡検査について
「肺を破損するかもしれないし、後遺症が残るし
やらないほうがいいと思うけど」
と脅されたことを話すと
看護士さんも先生も
みんなが私を不安にさせないように
本当に親切に接してくれて安心した。
検査する前に
ノドに麻酔をスプレーするんだけど
のどぬーるスプレーみたいなヤツで
これでもかとドバドバ噴射される(涙)
そんで目隠しをされて
マウスピースみたいなのをはめられて
肺に内視鏡を入れる。
胃カメラみたいに「オエッ」は
あんまりなかったけど
のどは痛いし、息苦しいし
セキしたいけど苦しくって出来ないし
涙とヨダレでグッチャグッチャでした(涙)
麻酔のせいか
検査後は朦朧としていて覚えていないけど
ボーっと眠っている間も
スタッフの人たちが声をかけてくれていたのを覚えています。
結婚式の写真を
枕元において
カレが手渡してくれた
おまもりを握り締めながら検査は終わった。
検査結果は来月。
そして
検査結果はどうあれ
来月末には
ハネムーンに絶対行くんだ!