以下ネタバレありです。
舞台はフランス革命前夜のフランス領カリスタ島。
カリスタ島を統治するフランス軍将校として、故郷に戻ってきたシャルル(カルロ)には、故郷カリスタ島を独立させたいという野望があった。
幼馴染でかつ島の独立運動のリーダー・ロベルトと手を取り合い、独立へと邁進していた中、ロベルトの婚約者であるアリシアを巡る三角関係によって歯車が狂い始める。
愛と友情、そして故郷への想いに揺れ動く…
カリスタに戻ってきたシャルル(カリスタでの名・カルロ)(明日海りおさん)の歌から始まります。
ポスターで散々見惚れていましたが、軍服のネイビーと赤と白。
なんて清潔感のある姿なのでしょうか。
美しい島と、青春ラブストーリー(言い方の妙)にピッタリな爽やかさでした。
ロベルト(芹香斗亜さん)は島の英雄アルドの命日に生まれた島の英雄で
レジスタンス派の若者達のリーダー。
芹香さん、今回の歌を聴いてとても上手で驚きました。
前回エリザベートのときとは全然違いました。
ルドルフの時はあまり歌が上手いとは思わなかったので。。
芹香さん、拝見するたび魅力を知れてどんどん好きになっています。
目を惹く体躯と、愛されるキャラクターと笑顔。
花組の二番手さんとして本当にこれから楽しみです。
ヒロインであるアリシア(花乃まりあさん)は、男勝りで活発な性格。
でも好きになったカルロの前では、言葉遣いを少し丁寧にしてみたり意識しちゃう
とっても女の子らしい魅力的な女性。
花乃ちゃんにハマってたように思います。
アリシアは女性としても共感出来る、愛しやすいキャラクターでした。
後半から出て来るナポレオン(柚香光さん)は、出てきた瞬間のオーラがさすがでした。
凛としたビジュアルと舞台映えする華。あの黒の軍服の着こなし。
あのオーラは一種の才能ですよね。
これで歌がもっともっとステキになれば、それこそ無敵なのではないでしょうか。
そういえば、Twitterかどこかでファンの方がおっしゃってるのを見かけたのですが
「花男トップ3は童貞臭がする」
という言葉の意味を、今回凄く実感しました。
今回カルロもロベルトも恋愛下手なキャラクターでしたが
そういう問題じゃなくて、あの三人が醸し出す童貞感、甘酸っぱさ。
色気がないという訳ではないけど、なんだろう。
「童貞臭」という言葉がすごーくしっくり来るんです。良い意味でですよ!笑
さて、お芝居の話に戻ります。
今回最初に鳥肌が立った場面は、アニータ(美穂圭子さん)の歌でした。
美穂さんの歌声の評判だけは伺っていて、今回初めて聴きましたが
アニータの黒尽くめ黒眼帯というビジュアルの強さのせいではなく、
その声の力強さに、魔法にかけられたように動けなくなりました。
アニータが抱える過去の悲痛や憎しみ、あの歌声だけで相手の心臓止められそうな。
そして待ってました。
ちょっとフェチズム的な意味で楽しみにしていた(笑)、
カルロが、待ち伏せしていた島の若者たちに捕らえられ縛られるシーン。
ここぞとばかりに凝視していたら、my初日で結構な良席&縛られみりおドセンだったので
ばっちり目が合った(気がした)ので、この辺一瞬死にかけてました。
「黙れ!」「黙らない!!!」の掛け合いは口元緩みますね、かわいい。
自身の野望を伝え説得し、ロベルト達と共に独立へと邁進することを誓ったカルロは
最初に自分を信じてくれたアリシアに、
司令部への近道を案内すると連れられ二人きりで森を歩きます。
フランス軍の武器を、島の若者達に横流しをするというカルロに、
ドレスも横流ししてよ!と頼むアリシア。
美しくて元気で無邪気で「ヒマワリのような娘」アリシアに惹かれつつあるカルロ。
アリシアもパリへの憧れと未知の世界を生きるカルロに惹かれていく。
もしかしてこれが恋?と歌い躍るこのシーンは自然に笑顔になりますね。
アリシアが話に夢中になり、カルロに接近しすぎてハッとなって離れる、
を何度も繰り返していて、何この甘酸っぱさ。
勿論脚本自体もありますが、この二人の初々しさが
カリスタが胸キュンと言われる所以なんだろうかとも思いました。
カルロを意識しはじめたアリシアの態度はあからさまに女の子。
後日、射撃訓練中の仲間達に「みんな~~~昼飯~~~~!」と叫び伝え、
居なかったはずのカルロを見つけた途端
「…だよ」と言い直したり、すごく可愛いんです。
そんな甘酸っぱい二人の恋ですが
ロベルトのアリシアへの想いを歌うシーンでは、猛烈にロベルトに感情移入しました。
自分の気持ちを知っているけど、全く振り向いてくれないアリシア。
「お前には俺が見えないのか」という歌詞が切なすぎる。
島の英雄として育ち、島の運命を一人で背負ってきたロベルトにとって
アリシアへの想いだけが支えなのに、報われない…。
そして遂に、ロベルトの想いを知ってしまうカルロ。
皮肉にも、親友ロベルトの想いを知ることによって、
自分のアリシアへの気持ちを再認識するんでしょうね。
それでもやっぱり友は裏切れない…と
アリシアへの気持ちに蓋をすることを決意します。
好き同士なのにうまくいかない、あんなに嬉しそうで幸せそうな二人だったのに…と
観ているこちらももどかしくなる。
約束のドレスを渡すシーンでは
綺麗なドレスに大はしゃぎして、すぐ着てみる!というアリシアと
複雑な思いを抱えて困惑しながら、時間が無いから帰るよというカルロの
コントラストがハッキリ出ています。
カルロも帰るならすぐ帰れるはずなのに、
二の足を踏んで結局アリシアに言われるがまま、一緒にワルツまで踊りはじめるし。
そこはやっぱり童貞臭溢れる青年らしい。笑
でも、カルロはアリシアに「もう二人では会えない」と告げます。
アリシアに「俺たちは同士だ」と嘘を吐き、ロベルトが大事なんだと身を引くと。
まあアリシアからしたら納得いきませんよね。
お互い好き同士なのはわかってるのに、どうして!と。
ここからのカルロ・アリシア・ロベルトの想いの絡み合いは
いろんなもどかしさややるせなさと共に、誰かしらに感情移入出来ると思います。
ロベルトに改めて告白されたアリシアが「私たちは同士だ」と
カルロに言われた同じ言葉を告げるのですが、
それはアリシア自身も傷つく言葉のナイフですよね。
アリシアが呟く「何で私なの…」という言葉には
ぶつけられない怒りや悲しみがこもっていて
誰も救われないこの三角関係の現状を現しているようでした。
そしてクライマックスへと向かいます。
アリシアを奪ったカルロは、やっぱり裏切り者だ!という誤解や曲解が生まれたロベルト達。
そんな中、島の若者達に武器を横流ししていた事がバレて、カルロは捕らえられてしまいます。
それにしてもカリスタ、全体的にみんな捕われすぎ。笑
アリシアは皆にカルロを助けて!と頼むが
ロベルト達は、裏切り者が死刑になるなら手間が省ける!
そしてフランス軍を倒してカリスタ独立を!
と聞く耳を持ちません。
が。
私の理解力が無かっただけかもしれませんが
カルロは裏切り者!フランス軍と戦うぞお前ら!と勇んで出て行ったはずなのに
何故か火あぶりになる寸前のカルロを助け、「間に合ってよかった!」と抱きつくロベルト。
?????????!!!!!!
え????????????
三人の恋愛のもつれ辺りはどんどん感情移入出来て
ストーリーに引き込まれていたのですが、
結末にかけての描写が意味不明すぎて一気に置いてきぼり感。
何か、ロベルト達が改心するきっかけとかありましたっけ?
アリシアが必死に皆を説得しているなかで、重要な台詞とかありましたっけ?
私が理解出来ていないだけかもしれませんが
本当にいきなりすぎて、突拍子もなく大団円に進んでいく感じで本当に謎でした。
最後は、カルロとアリシアも皆に祝福され
二人でカリスタを出て見知らぬ土地で生きて行く…というハッピーエンド…?
ハッピーなのはこの二人だけ!
ロベルトが報われない!
親友は愛する人を連れ去り、残ったのはカリスタの大統領という肩書き。
カリスタ島が独立したからロベルトは幸せなのでしょうか?
ロベルトのアフターケアの無さにもやもやが残る。
最後まで丁寧に描いてほしかったなというのが正直な感想です。
短時間で収めるには仕方ないかもしれませんが
心の描写はやっぱり急展開になると、一気にしらけてしまいますね。
それまで三人の関係のナイーブさが際立っていたから余計に
急に大雑把になった感が強かった気がします。
でも、全体的にはとても好きなお芝居でした。
歌も良かったし、全体の雰囲気、漂いまくる童貞臭と少女漫画的な要素。
もう一度観劇予定なので、クライマックスへの心境の変化を
今度こそ感じ取れればなあと思います。
あと書くの忘れてましたがカルロ・ロベルト・ナポレオンの踊りは圧巻の迫力です。
それにしてもみりおさん、こんなに滑舌悪かったでしたっけ?
エリザベートはほぼ歌でわからなかったにしろ
前回ベルばらではそこまで気にならなかったと思うんですが、私の気のせいでしょうか。
否定というよりは素朴な疑問。
舞台はフランス革命前夜のフランス領カリスタ島。
カリスタ島を統治するフランス軍将校として、故郷に戻ってきたシャルル(カルロ)には、故郷カリスタ島を独立させたいという野望があった。
幼馴染でかつ島の独立運動のリーダー・ロベルトと手を取り合い、独立へと邁進していた中、ロベルトの婚約者であるアリシアを巡る三角関係によって歯車が狂い始める。
愛と友情、そして故郷への想いに揺れ動く…
カリスタに戻ってきたシャルル(カリスタでの名・カルロ)(明日海りおさん)の歌から始まります。
ポスターで散々見惚れていましたが、軍服のネイビーと赤と白。
なんて清潔感のある姿なのでしょうか。
美しい島と、青春ラブストーリー(言い方の妙)にピッタリな爽やかさでした。
ロベルト(芹香斗亜さん)は島の英雄アルドの命日に生まれた島の英雄で
レジスタンス派の若者達のリーダー。
芹香さん、今回の歌を聴いてとても上手で驚きました。
前回エリザベートのときとは全然違いました。
ルドルフの時はあまり歌が上手いとは思わなかったので。。
芹香さん、拝見するたび魅力を知れてどんどん好きになっています。
目を惹く体躯と、愛されるキャラクターと笑顔。
花組の二番手さんとして本当にこれから楽しみです。
ヒロインであるアリシア(花乃まりあさん)は、男勝りで活発な性格。
でも好きになったカルロの前では、言葉遣いを少し丁寧にしてみたり意識しちゃう
とっても女の子らしい魅力的な女性。
花乃ちゃんにハマってたように思います。
アリシアは女性としても共感出来る、愛しやすいキャラクターでした。
後半から出て来るナポレオン(柚香光さん)は、出てきた瞬間のオーラがさすがでした。
凛としたビジュアルと舞台映えする華。あの黒の軍服の着こなし。
あのオーラは一種の才能ですよね。
これで歌がもっともっとステキになれば、それこそ無敵なのではないでしょうか。
そういえば、Twitterかどこかでファンの方がおっしゃってるのを見かけたのですが
「花男トップ3は童貞臭がする」
という言葉の意味を、今回凄く実感しました。
今回カルロもロベルトも恋愛下手なキャラクターでしたが
そういう問題じゃなくて、あの三人が醸し出す童貞感、甘酸っぱさ。
色気がないという訳ではないけど、なんだろう。
「童貞臭」という言葉がすごーくしっくり来るんです。良い意味でですよ!笑
さて、お芝居の話に戻ります。
今回最初に鳥肌が立った場面は、アニータ(美穂圭子さん)の歌でした。
美穂さんの歌声の評判だけは伺っていて、今回初めて聴きましたが
アニータの黒尽くめ黒眼帯というビジュアルの強さのせいではなく、
その声の力強さに、魔法にかけられたように動けなくなりました。
アニータが抱える過去の悲痛や憎しみ、あの歌声だけで相手の心臓止められそうな。
そして待ってました。
ちょっとフェチズム的な意味で楽しみにしていた(笑)、
カルロが、待ち伏せしていた島の若者たちに捕らえられ縛られるシーン。
ここぞとばかりに凝視していたら、my初日で結構な良席&縛られみりおドセンだったので
ばっちり目が合った(気がした)ので、この辺一瞬死にかけてました。
「黙れ!」「黙らない!!!」の掛け合いは口元緩みますね、かわいい。
自身の野望を伝え説得し、ロベルト達と共に独立へと邁進することを誓ったカルロは
最初に自分を信じてくれたアリシアに、
司令部への近道を案内すると連れられ二人きりで森を歩きます。
フランス軍の武器を、島の若者達に横流しをするというカルロに、
ドレスも横流ししてよ!と頼むアリシア。
美しくて元気で無邪気で「ヒマワリのような娘」アリシアに惹かれつつあるカルロ。
アリシアもパリへの憧れと未知の世界を生きるカルロに惹かれていく。
もしかしてこれが恋?と歌い躍るこのシーンは自然に笑顔になりますね。
アリシアが話に夢中になり、カルロに接近しすぎてハッとなって離れる、
を何度も繰り返していて、何この甘酸っぱさ。
勿論脚本自体もありますが、この二人の初々しさが
カリスタが胸キュンと言われる所以なんだろうかとも思いました。
カルロを意識しはじめたアリシアの態度はあからさまに女の子。
後日、射撃訓練中の仲間達に「みんな~~~昼飯~~~~!」と叫び伝え、
居なかったはずのカルロを見つけた途端
「…だよ」と言い直したり、すごく可愛いんです。
そんな甘酸っぱい二人の恋ですが
ロベルトのアリシアへの想いを歌うシーンでは、猛烈にロベルトに感情移入しました。
自分の気持ちを知っているけど、全く振り向いてくれないアリシア。
「お前には俺が見えないのか」という歌詞が切なすぎる。
島の英雄として育ち、島の運命を一人で背負ってきたロベルトにとって
アリシアへの想いだけが支えなのに、報われない…。
そして遂に、ロベルトの想いを知ってしまうカルロ。
皮肉にも、親友ロベルトの想いを知ることによって、
自分のアリシアへの気持ちを再認識するんでしょうね。
それでもやっぱり友は裏切れない…と
アリシアへの気持ちに蓋をすることを決意します。
好き同士なのにうまくいかない、あんなに嬉しそうで幸せそうな二人だったのに…と
観ているこちらももどかしくなる。
約束のドレスを渡すシーンでは
綺麗なドレスに大はしゃぎして、すぐ着てみる!というアリシアと
複雑な思いを抱えて困惑しながら、時間が無いから帰るよというカルロの
コントラストがハッキリ出ています。
カルロも帰るならすぐ帰れるはずなのに、
二の足を踏んで結局アリシアに言われるがまま、一緒にワルツまで踊りはじめるし。
そこはやっぱり童貞臭溢れる青年らしい。笑
でも、カルロはアリシアに「もう二人では会えない」と告げます。
アリシアに「俺たちは同士だ」と嘘を吐き、ロベルトが大事なんだと身を引くと。
まあアリシアからしたら納得いきませんよね。
お互い好き同士なのはわかってるのに、どうして!と。
ここからのカルロ・アリシア・ロベルトの想いの絡み合いは
いろんなもどかしさややるせなさと共に、誰かしらに感情移入出来ると思います。
ロベルトに改めて告白されたアリシアが「私たちは同士だ」と
カルロに言われた同じ言葉を告げるのですが、
それはアリシア自身も傷つく言葉のナイフですよね。
アリシアが呟く「何で私なの…」という言葉には
ぶつけられない怒りや悲しみがこもっていて
誰も救われないこの三角関係の現状を現しているようでした。
そしてクライマックスへと向かいます。
アリシアを奪ったカルロは、やっぱり裏切り者だ!という誤解や曲解が生まれたロベルト達。
そんな中、島の若者達に武器を横流ししていた事がバレて、カルロは捕らえられてしまいます。
それにしてもカリスタ、全体的にみんな捕われすぎ。笑
アリシアは皆にカルロを助けて!と頼むが
ロベルト達は、裏切り者が死刑になるなら手間が省ける!
そしてフランス軍を倒してカリスタ独立を!
と聞く耳を持ちません。
が。
私の理解力が無かっただけかもしれませんが
カルロは裏切り者!フランス軍と戦うぞお前ら!と勇んで出て行ったはずなのに
何故か火あぶりになる寸前のカルロを助け、「間に合ってよかった!」と抱きつくロベルト。
?????????!!!!!!
え????????????
三人の恋愛のもつれ辺りはどんどん感情移入出来て
ストーリーに引き込まれていたのですが、
結末にかけての描写が意味不明すぎて一気に置いてきぼり感。
何か、ロベルト達が改心するきっかけとかありましたっけ?
アリシアが必死に皆を説得しているなかで、重要な台詞とかありましたっけ?
私が理解出来ていないだけかもしれませんが
本当にいきなりすぎて、突拍子もなく大団円に進んでいく感じで本当に謎でした。
最後は、カルロとアリシアも皆に祝福され
二人でカリスタを出て見知らぬ土地で生きて行く…というハッピーエンド…?
ハッピーなのはこの二人だけ!
ロベルトが報われない!
親友は愛する人を連れ去り、残ったのはカリスタの大統領という肩書き。
カリスタ島が独立したからロベルトは幸せなのでしょうか?
ロベルトのアフターケアの無さにもやもやが残る。
最後まで丁寧に描いてほしかったなというのが正直な感想です。
短時間で収めるには仕方ないかもしれませんが
心の描写はやっぱり急展開になると、一気にしらけてしまいますね。
それまで三人の関係のナイーブさが際立っていたから余計に
急に大雑把になった感が強かった気がします。
でも、全体的にはとても好きなお芝居でした。
歌も良かったし、全体の雰囲気、漂いまくる童貞臭と少女漫画的な要素。
もう一度観劇予定なので、クライマックスへの心境の変化を
今度こそ感じ取れればなあと思います。
あと書くの忘れてましたがカルロ・ロベルト・ナポレオンの踊りは圧巻の迫力です。
それにしてもみりおさん、こんなに滑舌悪かったでしたっけ?
エリザベートはほぼ歌でわからなかったにしろ
前回ベルばらではそこまで気にならなかったと思うんですが、私の気のせいでしょうか。
否定というよりは素朴な疑問。