5月に亡くなった母の後を追うように、7月21日に父が他界した。 父の遺品を整理していると、フィルムが入ったままのカメラがあった。
父が老後楽しみにしていたカメラ、ニコンF-501と70-210mmズームレンズ。
フィルムの巻揚げ装置は故障しているのか動作しなかった。
何とか手動で巻揚げ、フィルムを取り出すことができたので、何が写っているのか現像してみることにした。
すると、そこには桜の霊園と生前の父と母が写っていた。
厚田にある霊園の見事な桜と生前の父と母
他には、赤いトラス橋のあるダム湖での母と姉の写真。
赤いトラス橋を頼りに調べてみると、定山渓ダムさっぽろ湖であることが分かった。
姉にいつ頃行ったのか聞いてみたが、全然記憶がないという・・・
ありし頃の実家
父の車があり、まだ免許を返納する前ということから、十数年以上前に撮った写真と思われる。
まだ元気だったころの父と母に会うことができたサプライズだった。





