
デリーとアグラだ。結構遠くて、飛行機で8時間位かかった。
現地に着くとやはり天気はどんよりだ!スモッグで空港に着いた途端
機内に何やら匂いが充満。空港から送迎車でデリー市内へ。
約40分走って、ホテルまで。夜になっていたが、とにかく町の凄い事!
人が多い、クラクションうるさい、下水の匂い、何と言っても汚い!
世界にこんな汚い国があっただろうか?なんかスラム街が国全体を
覆った感じだ。150年前にタイムスリップした様だ。
こんなインパクトのある所は、初めてだ!屋台でカレーみたいなの
食ってる。物乞い・たかりも多い。人々は活気に溢れるが、貧しい。
これが、GDPベスト10に入る新興国か?中国と同じで、人口が多いだけだな。
31のカウントダウンは、夜のバザールで野菜や肉を売り、人ごみがすごい。
12時を過ぎると、花火に路上で爆竹を派手に鳴らす!
しかし、華やかなネオンサインや光はない。やはりインドだ、貧しい。
3日目は待望のタージマハルへ。アグラまで車でなんと4時間超かかる。
朝の5時半に出迎え、車で移動。しかしだ、朝霧が深く、前が見えない。
道は凸凹、車はあちら製でサスペンション悪く、首に来るくらい
上下に揺られる。途中、ガソリン入れたり、高速の料金所で
容赦なく出稼ぎ労働者がタカってくる。驚いたのは、窓越しに蛇遣い。
丸いかごからコブラが出てきた。素手でつかんでいる。毒は大丈夫なのか
添乗員に聞いたら、牙を抜いているそうだ。商魂たくましい。
他に猿のパフォーマーが多かった。まもなく着くところ。霧も晴れてきた。
何と、牛が先導なしで勝手に車道を歩いている。慣れているのか悠々、
怖がらずに車にぶつかっていく。死なない。
タージの前に、赤銅色のアグラ城へ。とにかく広く1平方キロ!
添乗員が色々説明をしながら、写真も撮ってくれた。とてもいい奴だ。
現地人で日本語は下手だが、年始からお仕事ご苦労様。
アグラ城を出るころは、晴れも完璧。やった、ついてる。
一時期は、霧でタージマハルが見れないのではと。タージマハルまでは、何と
EVカートで移動。徹底的に環境いやタージに気を使っている。
靴にはカバー、持ち物も厳しくチェック。タバコは没収された。
カメラと財布のみOK。
そして、念願のタージマハルへ到着。おおおおおお何ときれいなんだああ!
真っ白大理石!世界一汚い国に世界一綺麗な建物があったあああ!
雨で汚れないのかと言う位、真っ白ーー!文字通り世界一美しい建造物と言われる所以だ。
ここだけ別世界の雰囲気。童話の世界へ迷い込んだ感じ。迷わず写真撮りまくり。
時の王様シャージャハーンが、先立った愛する王妃の為に立てた墓標!
王妃の名がタージマハルだそうだ。名前がそのまま建物の名前になるのも珍しい。
インド人は全員靴を脱がされ、本堂を歩いている。なんかそれって汚れないか?
インドの大理石は固いそうだ。とにかく別世界を満喫した。
そのあと、夕食とショッピング。食事はやはりカレーだ。まあまあうまかった。
水には注意なので、ノーアイスで。帰りは、またまた車で4時間。一般の家の屋根を
やたら猿が歩いてる。ラクダもいる。しかし、よくこれだけ車線無視、ウインカーなしで
事故らないな。着いた頃は夜の10時過ぎ。ほんと丸1日のオプションツアーだった。
午前中の巡りは無理だな。非常に疲れたーー!
最終日は、市内を散歩して、帰路へ。帰りの機内で喉が痛くなり、どうやら風邪を
引いた様だ。菌が強い。食中毒でなくて良かったが、自分の海外旅行は
必ず最終日に何か起こる。まあいいか。とにかく、インド凄い国だった!