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インドネシアのボロブドゥ-ル、ミャンマーのバガンと並ぶ、世界三大仏教遺跡の1つ、カンボジアのアンコ-ル・ワット。

世界的に有名な遺跡でありながら、長らくの内戦により、訪れることすら難しい場所になっていたが、近年は平和が戻り、自由に訪問することができるようになった。

アンコ-ル・ワットは、実はもともと仏教寺院ではなかった。

12世紀の前半に、当時のカンボジアを治めていたアンコ-ル王朝のス-ルヤヴァルマン2世によって、ヒンドゥ-教寺院として造られたのだ。

だがその後、16世紀になって仏教寺院として改修されたのである。

そんなアンコ-ル・ワットだが、決定的に他の寺院と異なる点がある。

カンボジアをはじめ、東南アジアの仏教寺院は基本的に「東向き」に造られているが、アンコ-ル・ワットだけはなぜか、西を向いているのだ。

これはどういうことなのであろうか。

アンコ-ル・ワットが西向きなのは、寺院でありながら、墓として造られたためだという説が有力だ。

スルヤヴァルマン2世が自身の墓にするため、死を意味する、日没の方向である西を向かせたというのだ。

だが例のごとく、憶測の域を出ない話であり、はっきりしたことはわかっていない。


最後に、懐かしのアイドル画像をお楽しみ下さい煜



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