時刻は午前1時。周りも寝静まり、空気清浄機の、ごおぉという音が
うるさく感じてしまうような、そんな今。
日付が変わり高校の仲の良かった友達が今日海外に帰ってしまう。
その友達はいわゆる親友と言うやつで、
気心が知れた、日々をただ何の計画もなく過ごすことができる数少ない友達の一人だ。
彼は普段海外に住んでいて、今回はお父さんがもう長くないと言うことで帰国してきた。
帰ってきた理由としてはとても悲しいことではあるが、
普段海外に住む彼とまた過ごせることについては本当に嬉しかった。
トータルで1ヶ月半いたのだが、高校や大学の頃のような懐かしいひとときを過ごすことができた。
彼とは数少ない音楽が好きな共通点があり、
この曲がいい、このジャンルがいいなどと日々本当にコアな話をしているかと思えば、
ただただどうでもいい話をしている時間など、この1ヶ月半はあっという間だった。
1ヶ月半もあったのに、終わってみるとあっという間で、
まだ帰って欲しくないななどと考えてしまっている。
私自身今日は出張があり友達を見送りもできないのだが、
また彼には会いに行ったり、帰ってくるのを迎えながら
会えた時にはいいひとときを一緒に過ごせたらいいなと、
そんな風に思う、そんな学生時代の延長線を過ごせたような1ヶ月半だった。