あたしじゃなくってもいいの、あの人は。
あたしでもいいけど、あの子でもいいし別の誰かでもいいの。
それがすごく嫌で、悲しくって、でもそう言えなくて、どんどんどんどん自分を嫌いになる。自己評価がどんどん低くなるの。
それを思い出した。
汚れた。改札で背を向けて、流す涙を、思い出したの。
ずっと待ってんの。
あたしじゃなきゃだめな人を。
あたしがいい人を。
クソみたいな世界から、さらってくれる人を待っている。
人混みでゴミまみれで、でも世界は輝いてて
二人ぼっち手を繋いで人を掻き分けてゴミを掻き分けて、世界をキラキラ見れる人と、出会うのを待っている。
愛するのを待っている。
あたしを傷つける悲しませる何もかもから守ってよ、あたしが守ってあげるから。
早く迎えに来て。
