唐突ですが……。
ボクシング界について思うこと。
この業界には色んな立場の人がいる。
選手はもちろん、会長、トレーナー、ジムスタッフ、プロモーター、レフェリー、ライター、カメラマン、メディア関係…。挙げればキリがない。
彼らはそれぞれの立場で、試合に備え試合を戦う。そしてそれらの家族もだろう。
私の知る限りでは、彼らの大半がお金度外視でボクシングに関わっている。後先より「今を生きる。」ことを選択をした人たちばかり。
大手にいる人以外は、ボクシングに関わり続けるために、条件の悪い副業をしている。これは本人だけでなく、家族の理解なくしては成り立たない。(自営業者や元々の金持ちも一定数はいるが。)
選手は減量のさなか、チケット売りに頭を悩ませ、人生ゲームのようなリスクを毎回背負って試合を戦う。トレーナーもしかり。とにかく結果が全てだ。大半のジムは資金繰りに追われ、冷静に長期的な計画を立てられる状況にはない。有望な選手は大手に行ってしまう悪循環。
ライター。自由な響きだがこれも厳しい。例えば、海外の試合で知りあったフリーのライター。既に本を出版しているほどの人だが、渡航費など全て自費。試合後には一目散に安モーテルに戻り、朝まで原稿を書いていた。文字に残るだけに妥協はできない。
カメラマン。最近帰国した、アメリカで何度も受賞している福田直樹氏。どんな小さな試合でも彼は誰よりも早く会場入りし、黙々と準備をしている姿を筆者は何度も目撃している。
テレビ関係者。分かっていても、毎度ボクサーの家族の話を大げさに持ち出し、お茶の間受けするドラマを作り出す。コアなファン以外のチャンネル浮動票層からの関心を狙う。
それぞれの勝負。こういう人たちが業界を支えている。
みなさんはどう感じますか
?
