臨死体験をしたN氏は、その衝撃的な体験ののち、

アメリカを旅します。

その彼が、とある飲食店に入った時でした。突然、

「ポピ・・・」という声が頭の中で聴こえてきたそうです。

ポピ?・・・アッ!

先住民族ポピ族・・・・!

この近くにポピ族がいる・・!!

彼は導かれるようにタクシーに乗り、

ポピ族がいる山の麓まで来ます。

部落に向かって山を登ってゆくと、やがて数人の人たちが

作業をしているのが見えてきました。

その人たちの中に、一人だけ動かずにN氏の方を見つめている

老人がいました。

N氏は惹きつけられるように老人の前に立ちます。

すると老人は

「お前、来るの遅い」と言ったのです。

N氏は驚きました。

自分が来るのを知ってた???!

それからN氏は不思議な感覚の中で

このポピ族酋長の話に耳を傾けるのです。

 

酋長は一気に語り始めました。

 

 命はお前のものではない。

 命は星からの贈り物だ。

 肉体もお前のものではない。

 肉体は地球での借り物だ。

 命を大切にし過ぎるほど愚かなことはない。

 命より大切なものがある。

 

エッ!待って!!

・・・命より大切なもの?僕の命、家族の命、愛する人の命。

それより大切なもの?そんなものが、あるんだろうか・・?

と思った時。

 

 ・・・・ある!命より大切なものがある。

 

それは何?

 

 それは・・・お前として生きることだ。

 そのために命を星から授けれれている。

 お前として生きなかったら何のための命なのだ?

 

自分として生きる・・・・自分を生きる・・・!

 

N氏は気づきました。

命を大切だと思うがあまり、命のために生きていたのではないか。

そうではなかった。

大事な命を使って自分として生きること。

自分として生きていかなかったら、

この命、何のためにあるんだ!?

 

ドーンという衝撃だったとN氏は言い、語り終えました。

 

僕らは星の世界から「自分だけのプログラム」を持って

この地球に降り立った。

この命は、そのプログラムをやり遂げるためにある。

 

僕は自分を生きてきたんだろうか?

自分を見つめて、自分を探し続けてきたのに、

僕は、まださ迷っている。