どうも、お久しぶり abesi です
あっ、明けましておめでとうございますw
さて、新年のあいさつもそこそこにこんな時間(書いてる時はAM 4:20過ぎてます)に何やってんだって言うと
今日某まんだらけで買ってきた押切蓮介先生の「ミスミソウ」を全巻読み終えたところなんです
この「ミスミソウ」はどんな作品かというと、一言で言えば復讐劇です。しかし、ただの復讐劇じゃありません
このマンガの帯には<<精神破壊(メンチサイド)ホラー>>と書いてあります
主人公は東京から田舎に引っ越してきた転校生です。その転校先でクラスから疎まれ、いじめられます
そしてそのいじめはエスカレートしていき、過激になっていきます。
ここまでだったらただのいじめられた子が復讐して終わるだけだと思います
でも、そんなよくあるパターンで精神破壊なんて謳い文句つくわけありません
そう、このマンガやっていることはただのいじめですが後から来る恐怖感が普通じゃありませんでした
全3巻なのですが、巻を増すごとに読んでてがだんだんツラくなってきました
怖いと言うか、精神的に参ってくるんです
いじめてる方は犯罪級の(というか犯罪)ことをしでかしても、自分たちはまだ中学生だから大丈夫だという思い込みから何事も無く生活に戻って行きます
これを読んでて、その気持ちの持ち方は今の自分達にもあるんじゃないかという思いを抱きました。すぐ隣にあるような気持ちで、普段自分たちも思ってしまいそうな気持ちでいじめてる方は物語の中で動いていきます。
そして、その中で主人公は衝撃的な事件に巻き込まれ、復讐鬼と化します
物語の内容はかなりハードでした
ふつうに死体も出ますし、殺し殺されもあり、そして何よりも怖いのが身近で起こっても不思議じゃないというところです
「ミスミソウ」の内容は、ある意味笑い事じゃすまないような、そんな気に駆られる作品でした
最近萌えとかギャグばかりの人にこのマンガはかなり堪えると思います
微笑ましい部分はまぁところどころありますが、冷静に読めば腹抱えて笑うようなところは1つもありません
気になった方は、まずは1巻を読んで作品の内容をじっくり噛み締めてみてください
