今日の朝、我が家の愛犬ゴメスが20年の生涯を終え天国へと旅立ちました。

ゴメスは私が10歳の時に番犬として買ってきたのですが、当時は生後3か月ほどの子犬だったので一人になるのが怖かったらしく、夜になるとよく遠吠えをしていたので、ある程度成長するまでは外ではなく家の中で飼っていました。私は動物が好きだったので暇がある度に散歩に連れて行くなど、かなり可愛がっていました。

そんなゴメスも成長して夜の遠吠えもしなくなったので番犬として外に移したのですが、臆病な性格は治らず番犬としてはあまり役に立っていませんでした。しかし一緒に暮らしていく中で情が生まれいつしか番犬としてではなく、家族の一員として見るようになっていました。

 

そうして20年間家族として共に暮らしてきたのですが、半年ほど前から足腰が弱くなり以前ほど活発に動けなってしまい、あれだけ大好きだったドッグフードも残すようになってしまいました。更に老いからなのか夜泣きをするようになってしまい、熟慮の結果また家の中で飼う決断をしました。そこから介護をしながら世話をしていたのですが、遂に今月に入ってから歩けなくなってしまい、更に今週に入ってからは、食事もとらなくなってしまいました。

そして今日、遂にあの世へと旅立ちました。前兆自体は前からあったので家族全員が覚悟していました。なので息を引き取ったのを確認し以前過ごしていた裏庭に埋葬し墓を建てました。

 

現在30歳の私にとってゴメスは人生の三分の二を共に過ごした家族であり弟のような存在でした。今でも私が顎を撫でると尻尾を振りながらぴょんぴょん飛び跳ねる姿を思い出します。もう彼とは会う事は出来ませんが、その楽しい思い出は何時までも忘れずに生きていきます。

 

天国に行っても元気でな。いつかあの世に旅立った時また遊ぼうな。ウチの家族になってくれて本当にありがとう。さようなら!