東日本大震災から8年が経ちました。震災で亡くなられた方々とその遺族に対し、深く哀悼の意を表します。
時間というのはあっという間に過ぎてしまうものですね。ですが、私にとってあの日は今でも忘れられない日となっています。
当時の私はまだ大学生であの日は警備員のアルバイトの初出勤日でした。派遣先のショッピングモールで被災し、電車が完全に止まってしまったので自宅へ帰れず、職場で一晩を過ごす羽目になりました。またしばらくの間買い占めが行われたため、モール内ではトラブルが頻発し、その対応にも追われました。
あの時の経験が私を警備員としての道を本格的に歩ませる切っ掛けになったと言っても過言ではありません。あの経験があるから今の私がいるのです。
あの日から8年の歳月が経ちましたが、震災復興はまだ完全とはいえませんが、着実に進んでいます。もうすぐ平成が終わりますが、あの日の記憶と経験は決して忘れないようにします。
それが今を生きる人間の責務だと思っています。