6月18日㈪、大阪府北部で最大震度6弱の強い地震が発生しました。亡くなった方々にはお悔やみ申し上げます。

 

さて今回の地震では所謂デマが飛び交いましたが、デマというのは大災害が起きたから発生するというものではありません。実は私の職場もデマに躍らせれました。今回はその時の体験談を語りたいと思います。

 

ある日の事、いきなり数台の消防車とパトカー、救急車が私の働いてるビルに来ました。慌てて私が用件を尋ねると、「このビルで爆発があったと通報があった」と答えてきました。勿論そんな出来事はありませんし、警報装置も作動していませんでした。確認のため全フロアを回ると、テナントで客がトラブルを起こし、出禁になったので腹いせで通報したことがわかりました。結局悪戯だったことがわかり、その場を引き上げました。

 

しかし、その後立て続けに電話が鳴りました。私が対応すると「ビルで火事が起きたようだが大丈夫か」と確認の電話でした。私はそんな事実はなくどこで聞いたのか聞くと、ネットで火事のことが載っていると知りました。私は慌てて調べると、確かに火事のことが載っていました。結局その日は同じ内容の電話が殺到し、大変な思いをしました。

 

このようにデマというのは些細なことでも広がります。誰でも気軽にネットで情報が入手できる便利な世の中になりましたが、ネットの情報というのは信憑性が薄く、中にはトラブルの原因になったりしますので、充分に気を付けてください。