皆さんこんにちわ。

 

現在日大アメフト部の悪質タックル問題が話題となっています。その批判の声の中で体育会系に対する批判をする人もいます。ですがこの体育会系に対する批判について少し疑問に思ったので今回は体育会系の意味について私見を述べたいと思います。

 

そもそも体育会系とは何か?一般的には学校の運動部や会社等で、上下関係や礼儀、挨拶に厳しかったり、根性論を好む気質の事を総じて体育会系と呼ばれます。昨今、様々な組織で行き過ぎた上下関係からくる暴力やパワハラが問題視されてますが、これらの根本的な原因として組織の体育会系的な気質の負の側面を挙げる人が多くいます。

 

しかし私が疑問に思うのは体育会系だからこれらの事件が起こるのかという話です。そもそも体育会系の気質関係なく上下関係や礼儀、挨拶が重要視されるのは社会ではごく当たり前のマナーになりますし、強い精神力を持つ人間が好まれるのも当然の話です。それにこれらの気質は所謂運動部系だけでなく文化部系にも見られる光景です。

 

これはあくまで私の考えですが、体育会系の気質とは本来、皆で喜びや達成感を分かち合うことや、快活明朗であることを好んだりすることだと思います。根性論に関しても他人に強要するものではなく、足掻いてる人に対して励ましたり、発破をかけるといったもっと優しいものだと考えています。

 

私自身は体力はないし運動神経もないバリバリの文化系のですが、体育会系の気質といわれる勢いやノリの良さを重視しますし、所謂飲みニケーションも大好きです。

ですがそれは決して他人に押し付けるものではないことを知っています。嫌がる人に対して強要するのは体育会系のノリでもなんでもなくただのパワハラです。飲みニケーションも強要するのは飲みニケーションではなくただのアルハラです。そういうことに対して私たちは毅然とした態度で挑まなくてはなりません。

 

様々な意見はあると思いますが、私は上記で述べたように体育会系=悪のような風潮には疑問に思っています。体育会系は本来もっと他人にやさしい気質だと考えています。