なんとなくやっていくしかなかった
それで
1年経ったころセミナーにでたとき
うちの会社って
ねずみ講の悪徳商法なんじゃないかと
なんとなく思い始め
そこから1年
給与は上がらず経費だけは
毎月10万はかかる
もらえる手取りも15万とか18万とか
2年やってて
気づかなかったし未熟だった
事務所も行く気にもならず
1か月ほど上司や同僚の連絡を無視し続け
正式では無いが会社を辞め
携帯番号も変えた
無我夢中で夢を捨てず懸命にやっていた2年
騙されていた事も判り
めっちゃ悔しくて泣いた
お盆の墓参りも済ませ1か月程たってから
何かまた仕事しなきゃなーと
新聞折り込みの 大きな枠組みで
男性スタッフ募集とあり
そこに電話応募してみた
第一声の「もしもしー」の声が凄くデカく
怖くて切ってしまった
そのあと
小さな枠の募集広告のさらに小さな枠にて
男子スタッフ募集に目がとまり応募してみた
目が止まって応募したのは
一軒目のあの「もしもしー」の
威圧感からきている
電話の応対も普通で
言われた場所に時間通りにいき
事務所らしきとこで面接になったのだか
早々に隣町の店舗に
金木と言う部長がいるので
話しを聞いてくれと言われ
だいたいの地図と交通費5000円もらえた
隣町にある店に着いて
その部長が出てきて喫茶店に移動して
面接がはじまった
さっきの人はうちの坂田社長だと言ったので
なんとなく交通費をもらえた事に納得した
感じのいい部長さんだと第一印象
自分は飲み屋のスナックかパブの
厨房係のつもりで応募したのだが
話しを聞いてみると風俗店だと言う
いままでまったく縁のなかった風俗店
行った事もない
何をするのだろうと思って聞いてみると
掃除、送迎、客案内と
飲み屋のスナックやパブの厨房係と
あまり大差ないなと思い
自分は週払いで週2休みの
バイト希望なのですがと話すと
すんなり意見が通った
入社して1週間ほど
そこの店舗の店長と係長が血相かいて
俺に言いにきた
「部長は話が違う
社長に直談判しに行くから
お前も付き合え」と
なんの事すらわからず断ると
逆ギレされてイヤイヤ運転手として
一緒に行く事になってしまった
事務所に着くと部長がたまたま居合わせ
駆け寄って
「なんなんだお前達」と怒号がとんできた
店長も負けずに係長と怒号でいい返す
何回かのやりとりで
「お前もかー」と部長に言われるが
部長には何にも悪い事やひどい事も
言われていないのでその瞬間
「自分は運転手で来ました」と
怖くて小声になって言い返した
「なら戻れ」とてくてく一人で
店に戻った
後々その事が
人生を変えた出来事でもあった気がする。