お疲れ様です。塾長です。


人生再起動年表の話をしましょう。


人生の現状を打破したいと思うなら、自分自身のことを正確に客観的に知らねばならない…前々回こんな話をしましたが、これが結構難しいですよね。


自分を知る…というと「現在の自分を知る」と考えてしまいがちですが、それでは本当に自分を知ることにはならない。

最初に考えるべきことは、「自分はいかにして現在在るのか?」です。

「人生」という言葉は、「自分の前に道が続く」というイメージを持っており、「過去を振り返る」という言葉は、後ろ向きというネガティブなイメージと首を動かして「真後ろを直線的に振り返る」というイメージを持っています。

実はこうした時系列を縦軸に置いたイメージで人生を考えることが、多くの失敗を生む原因であると私は考えています。

人生設計を再考する時も「横軸の時系列」で考える習慣を身につけるべきなのです。

自分の人生を横軸に考えることによって、成功&失敗それぞれの因果関係もよく理解できるようになります。

そしてあなたの現在の行動傾向の原因&価値観が育まれたルーツも見えてくるのです。


学生時代の日本史年表などを思い出してください。あなたが関心を持っている歴史上の人物の、断片的なエピソードだけでは見えてこない人生の動き、動機と結果の因果関係などがよく見えてくるはずです。

人生は時間であり、過去も未来もあなたの歴史なのです。


自分はいかにして現在在るのか?を知ることは、現在の自分を今後に向けて最大限に活かしていくためにとても重要な努力です。


過去を振り返るな!という言葉はカッコイイですが、現在の自分の人生に100点満点で満足している人は別として、「こう在りたい人生」を建設していくという観点からは極めて無責任なフレーズだと思います。


【人生再起動年表】

○横軸…年 ※誕生年から現在まで

○縦軸…①親の仕事(その内容)と経済状態

      ②親の口癖や躾のポイント

      ③家族のイベント

      ④自分の生活ステージⅰ(□□小学校…□□株式会社など)

      ⑤自分の生活ステージⅱ(□□委員、□□大会優勝など)

      ⑥自分が大切にしていたこと&その理由

      ⑦自信を持っていたこと&その理由

      ⑧自分が悩んでいたこと&その理由

      ⑨当時の目標と結果&満足できた出来事(含・現在進行形)

      ⑩当時の大きな失敗とその原因&経過と結果

      ⑪兄弟姉妹と大切な友達の状況

      ⑫異性関係

      ⑬自分自身の経済状態

      ⑭日本の政治・経済・社会

      ⑮世界の大事件

      ⑯流行していた文化・音楽・芸能


基本的な年表制作の仕組みは以上です。一度トライしてみてください。


※「書込み式・人生再起動年表」は、近日発売予定ですので、またお知らせもしたいと考えています。

      

本日は、弊社の新事業である「クラブスタイル社会人カレッジB1Club(4月本格稼働)」の打ち合わせ会議の連続で超多忙でした。

人生再起動・年表制作の講座は、少しお待ちください。


夜、B1Clubの事業を支援して下さる某大手上場ハウスメーカーの管理職の方と、住宅と人生について語り合うとても有意義で楽しい時間を持てました。

B1Club住宅学部でも、4月以降とてもユニークなセミナー&イベントを展開できそうです。


将来どんな家に暮らしたいですか?…と質問して「答え」のない人はほとんどいません。

人は住みたい家をイメージするとき、「自分の人生が成功している状況」も同時にイメージしています。

つまり「住みたい家」を人生の重大目標として明確化することで、その実現のために自分がどのような知識、能力、経験、財力を持たねばならないか?…がわかる。


何事も努力すべきコンテンツがわからなければ、頑張りは実らない!ということですね。




ある先生がこんなことを言っています。


自信が持てないのは、「その人が自分自身の個性を本当に理解していない」ことが最大の理由であると考えられる。


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あなたは車を持っていますか?

持っているなら、その車の色や形はもちろん排気量、馬力、トルク、出力特性など細かなスペックまでを熟知していたりしませんか? 熟知しているがゆえに、その車の理想的な走らせ方を体得しているのではありませんか?

車でなくとも、自分が大切にしている物のことを熟知しているなら、たとえばパソコンでも、同じように活用しきることができているのではないでしょうか?


ところがです。自分自身のことはどうでしょうか?


自分のことは自分が一番わかっている? はたして本当にそう言い切れますか?


人生の現状を打破したいと思うなら、自分自身のことを正確に客観的に知らねばなりません。


●5年後にはこうなりたい…と考えている「具体的な目標とビジョン」の認識が絶対に必要

●自分の人間的スペック(年齢、性別、健康状態、経済状態、取得資格etc)を再確認

●自分が他の人より優れている能力を再確認…それらは自分の望む人生の実現に活かされているか?

●自分が他の人より劣っている能力…それらが人生に影を落としている要素があるのか?無いのか?

●自分で認識している自分の問題点…それらの問題を解決するために具体的な努力をしているか?

●他の人から指摘されることがある自分の問題点…そのことについて真剣に考えてみたことがあるか?


わかりますか? アスリートが試合やゲームに勝利し続けるために日々努力していることと変わりないのです。



1日も早く「人生の再起動」を実行して、あなたが望む人生のステージを現実のものとするために、今こそ真剣に考えてみてください。

あなたは独りで「人生」というたった一度の大試合を闘っているアスリートなのです。


どうすれば、この試合で納得のいく結果を得られるのか?

あなた自身が選手で、あなた自身がその選手を育てる監督であることを理解して下さい。


あなたの頑張りによっては、素晴らしいコーチと出会えるかも。


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次回予告…「人生再起動」のための年表制作。