「将来のお金が不安です」

 

そう言いながらも、
「何が、どれくらい不安なのか?」
と聞かれると、少し困ってしまう。

 

そんな経験はありませんか?

実はこれ、とてもよくあることです。


■ 「なんとなく不安」は、ダメなこと?

まずお伝えしたいのは、
“なんとなく不安”は、決して悪いことではない
ということ。

 

むしろ、

・これからの生活を考えている
・家族や自分の将来を大切にしている
・変化に気づいている

という、前向きなサインでもあります。


お金の不安が言葉にならない理由①

「全体像が見えない」

 

お金の話は、
・収入
・支出
・貯蓄
・保険
・年金
・税金

と、いくつもの要素が絡み合っています。

 

一部分だけ見ても、
全体がどうなっているのか分からない。

だから不安はあるのに、
「ここが心配です」と言い切れないのです。


■ 理由②

「比べすぎてしまう」

 

SNSやネットを見ていると、

・貯金○千万円
・投資で増やしました
・30代でマイホーム

こんな情報が、たくさん流れてきます。

 

すると、
「うちは大丈夫なのかな…」
と、不安が増えてしまう。

 

でも、それぞれ
家族構成も、働き方も、価値観も違います。

比べるほど、
自分のお金の状況が分からなくなることもあります。


■ 理由③

「正解がひとつだと思っている」

 

お金のことは、
「こうしなきゃダメ」
「これが正解」
と思われがちです。

 

でも実際には、
生活に合った選択肢は人それぞれ

正解を探そうとすると、
かえって動けなくなってしまいます。


不安は“整理すれば”小さくなる

ファイナンシャルプランナーの考え方は、
不安を消すことではありません。

 

👉 不安を分けて、整理すること

・これは「今」の問題?
・それとも「将来」の話?
・数字で確認できるもの?
・気持ちの問題?

 

こうして分解していくと、
「思っていたより、漠然としていただけかも」
と気づくこともあります。


■ お金を学ぶ=安心するための準備

お金を学ぶことは、
増やすためだけではありません。

 

・安心するため
・判断できるようになるため
・振り回されないため

その第一歩が、
不安を言葉にできるようになることです。


次回は、
「お金の知識がある人は、なぜ落ち着いて見えるのか?」
というテーマでお話しします。

特別な才能ではなく、
“見ている視点”の違いについてです。