イギリスでEU(欧州連合)からの離脱の賛否を問う国民投票が行われ、大接戦の末にEU離脱派が勝利をおさめた!
東欧から毎年20万人以上の移民がやってくるイギリスでは、「移民に職を奪われる」との反感が強く、EU離脱派が優勢だった。
ところが、国民投票の直前に、EU残留派の女性議員(41歳)が右翼の男(52歳)に射殺される事件が起き、EU残留派への同情が高まり、形勢が逆転した。
しかし、国民投票ではEU離脱派が再び逆転し、離脱派の勝利となった。得票率は、EU離脱に賛成は52%、EU残留に賛成が48%だった。
これを受けてキャメロン首相(49歳)が辞意を表明、3ヵ月後に辞任することになった。
イギリスのEU離脱はフランスなどの他国へ波及する可能性があり、EUが崩壊する可能性もある。