
250ページほどの作品です。全然期待してなかった分スゲー面白かった。涙腺崩壊はしなかったですが。
片桐達夫59歳顔に豹の刺青がびっしり32年間刑務所を出たり入ったり。これだけ聞くとクソ悪党と思うけど読んでいてそこまで悪い人じゃないよなと思ってたらそういうことだったか。
でももっと違うやり方があったんじゃないかな?とは思うけど話が成り立たなくなっちゃうのでね。片桐さんは真っ直ぐな男だったんだと思う。
梶原はガチのクソ人間。
荒木さんはそこまでいく前に気付いてるなら説得しようよと思ってしまう。
片桐さんにとって菊池さんは本当の親友なんだと思う。親友だけど自分の考えに賛同してくれる訳がないの分かってるから誰にも告げず行動していたんだろうなと思う。
「片桐さんは…自分の人生をかけて陽子さんへの愛を貫いたんです」
荒木さんのこの言葉が全てなのかな。
ひかりさんが事情を聞いたら号泣でしょう。片桐さんの奥さんと娘さんへの愛がこんな形になってしまうなんて…。
薬丸岳さんの作品は面白い。
