3日目。水玉模様のアイツ魚は、チラホラ居るという噂は聞いてたがTAOで潜り始めてからは初日にニアミスしただけで、巡り合ってないガクリ

GWに合わせてカオラックから帰ってきている健さんが、「カオラック組の誰が悪いんやろな?」てなことを言って、カオラックへ行ってたガイドは皆さん色めきたっている。焦る焦る焦る焦る
誰も最後になりたくない訳だけど、かくゆう健さんもカオラックから帰ってきてからまだジンベエには遭遇していなかった。(といってもこの日からTAOでのガイド復帰だったんだけど)

そんな健さんがこの日のガイド

・2012/4/28

ガイドは前述のとおりTAKESHIさん。外洋メインのフルディトリップ。レンズは無論ワイド。
この日からはチャバ会写真部の部長も合流。早速写真部顧問であるTAKESHIさんから「かおるさん、キャップ外してますよね?」と、突っ込まれた

昨年夏のチュンポンで抜けたコンディションなのに、水中でファインダーのぞいて真っ暗で大慌てしたことがあり、そのオチが”レンズキャップしたままハウジングにカメラ入れてしまった”という事があり、(その時のガイドは無論TAKESHIさん)それ以降、かならず海に入る前にファインダを覗くようになっているのだけど。。。 

TAO島から船で2時間ほど、セイルロックに到着!透明度はスコーンとはいえないけど、-20mより上はまあまあ見える。

キンセンフエダイがグッチャリしながらグルグルしてる。


キンセンフエダイが川のように流れてる
ときおり、大きめのイケカツオ(1mいかない位?)の編隊や、スマガツオの群れがビューンと行きかう。

ただ、こいつらを撮影しながらも、耳耳は常にタンクタンクを叩く音を探していた(笑

なので、上がってから気づいたよ。そういやあ、浅場にシェベロン居なかった。。。

久しぶりのセイルロックを満喫した1本目。なのに、気分はいまひとつモヤモヤ考える考える

とりあえず休憩だけど。。。 無線の音がしてASUKAがキャプテンと話してる。
「チュンポン、ジンベエ出てるって」なっ・・・なんと!なっ・・・なんと! 

ガーンガクリ

とは言うものの、なんとなくその先の展開が見えてきた。リピーターになるとだんだん繁忙期の行動パターンは読めるようになるものだ。

(多分、移動するな。。 てことはしばらく寝れる)

と、推測。しばらくしてTAKESHIさんが来て、「チュンポンに移動します」と。

やっぱり。TAO島周辺を回遊しているジンベエは離れ根(チュンポンやセイルロック等)に現れると比較的長時間根周りに居座る事が多いので、2時間かけて移動しても会える確立は比較的高いからね。

とはいえ、やはり移動中は寝られず、無線が鳴るたびにタイ語なんてわかりゃしないのに耳をそばだててしまう。セイルロックから移動して1時間半ほど経ちチュンポンが見えてくる。ダイビングボートの数はまだそこそこ多そう。

そこからの情報なのだろう、TAKESHIさんは「まだ居るみたい」と、期待させてくれる発言

さあ、到着。ジンベエブリーフィングをしてエントリ。

入った直後から水面~中層を常にチェックしながら、耳はジンベエ発見サインであるタンクの連打音を探す。ある程度の範囲にチーム毎にばらけてエントリし、どこかのチームが見つけたら他のチームを呼ぶという方法。チュンポンの根のどこにいたかをタンクの連打パターンで知らせるという頭脳プレイを織り交ぜて、万全の体制(笑

入って20分くらいか。。。 待望のタンクの音。音のパターンからTAKESHIさんが方向を判別してチームを導いていく。5分くらいして、タンクの音が直近で聞こえ始め。。。。



キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 

3年ぶりに水中で出会うジンベエですぅ~

3~4mほどのまだ小さめのジンベエ。若いからか、お肌もピチピチ。
そんなヤツをダイバーが興奮しながら囲みます(汗


みんな、メッチャうれしそうです。GW突入と同時に出現したのでガイド陣も大喜び。みんなVサインしたり、ヤッターバンザイ とポーズをしたりで水中は大騒ぎ。



乗り込んでいた全員がジンベエと遊べたので、 エキジットしてからも船上は大騒ぎでした。
ヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッターヤッター

3本めもチュンポンで。

エントリ直後、前方水面付近を向かってくるヤツを発見



体格の割りにコバンザメの数が多めな個体でした。ただ、このときはコイツはそのままもぐり始め深場に消えていったため、撮影できたのは我々TAKESHIチームだけだったように思います。

その後はタンクの音を探しながらも


オニアジの群れと並走したりしてチュンポンタイムを味わいました。 
サイリーに帰って、BigBlueのショップに帰る時もオオハシャギ。

が、しかし、そんな中、この日はフルディに行っていない、カオラック組みのRyo君はかなり焦っていたようです。「オレは見たでぇ~。Ryo君まだ見てないんやろ~」って健さんから言われるのは容易に想像できましたから(笑

さて、夕食はGolden99でムーカタ!! ジンベエ記念ということもあり、皆さんハイになっておられました。
また、この日はKohTAO Festivalなるお祭りが開かれてました。屋台がいっぱいでて、有志が参加するショータイムがありと、催しものがいっぱい。
深夜までやっていたようですが、次の日があったのでPM11:00頃引き上げました。

いや~、肩の荷が降りた。

続くよ~


2日目のTAO、ディトリップ4本タンクの日~! GW近辺はチュンポンで高い頻度でジンベエが出ていたので期待大でワイドレンズで望みました。

2012/4/27

1本目はチュンポン~  ガイドはKOKI


透明度もまずまず。キンセンとホソヒラ、それにタイワンカマスの群れが混ざり合ってぐっちゃぐちゃ。「やっぱチュンポンだわ~」 と多少ハイになる。

ただ。。。。。。。。 ジンベエはいなかった・・・・・・・・・・

気を取り直して2本目はグリーンロック。レンズはまよったけどワイドのままで



浅場はスコーンと抜けるような蒼。タイワンカマスの群れが気持ちよさげにただよってました。



TAOではおなじみの、というか最早視界に入らない「クロリボンスズメダイ」も太陽をバックにしてやると以外と画になりますね。

このクルクルヤギも太陽に向かってクルクルしているように撮ると、画になります。


そして、グリーンロックといえば、トリガーマンションをかわしながら見にいくトウアカクマノミ。卵がいっぱい。孵化も近いようでした。



お昼は一度サイリーへ戻って食べて、午後も2本。ガイドは引き続きKOKI

午後1本目はシャークアイランド。なにやら、変な流れ。。。。沖側をスマの群れが通り過ぎるけど、速過ぎるのと遠いので写真は無理。アゲインストだとそこそこきつい流れ。

ツキチョウチョウウオはいるけれど、少しバラけ気味かな。

ということで写真は無しです

午後2本目はホワイトロック。さすがにジンベエという声は無く。。。 マクロに切り替え。

また、性懲りもなく黒/黄のギンガハゼをパチパチ。何度見てもキレイですわ。

また、KOKIが子供のゴルゴを見つけましたが、レンズが100mmなので、ビミョーに寄れない。
お前、長すぎ!(笑


頭欠けちゃいました 

ヤギを観察しているとちょくちょく目にする「ガラスハゼ」。
このとき見つけたのは、海老海老ぞるガラスハゼ(笑  

あ~浮いちゃう~

ピンが今一合ってませんが。。。ナニカ??



2日目はなかなかに今ひとつ乗り切れない1日でございました。それでもチュンポンは期待大でしたがね~。 翌日はフルディ。セイルロックですが、チュンポンの方が良くね~か?? と密かに思ってたのは秘密です。

そして、夕飯。 TAOと言ったらココかアソコでしょ? ということで 
FARANGO!

頼むしかないでしょ!! ということで、カルパッチョ大盛り(笑

ピザも行け行け!!



ぱすたもいかが?


シンハを暴飲しながらイタリアンを暴食ww

お腹には今一良くない行為をしながらTAOの夜は更けていくのでした。
しかし、料理が出てくるたびに、ほぼ全員がカメラでとりまくるっての、海外だと少し気がひけるぞ(汗

翌日のガイドは 健さんです。   大物。。。 期待しちゃいます。

                                        続く

第2回目 

2012/4/26


到着初日はフルディの日だったので、大半のゲストは外海へ行っており、午後2Diveはファラン達優勢の状態。 ガイドはいつもおなじみのASUKA隊長。


気持ちいい天気
の中さあ、さっそく船
船 に乗り込むと。。。。

”ジンベエでてるらしいよ。それもホワイトロック。。”という隊長のお言葉   
初日からラッキー!!!!

と喜び勇んで船はホワイトロックへ。近づくとなにやらシュノーケラーがワヤワヤと水面にいるのが見て取れる。

これは行くしかない! とエントリ。

IYOチームが水面近くを、ASUKAチームが水中をと分担してサーチ開始。。。

サーチ?? う~ん 透明度が。。 5mくらいか。。。 でも、きっとヤツはいるに違いないと皆さんASUKA隊長とともに進みます。頭上にシュノーケラーがうっすらと見えてきた。

気持ちよさげに漂ってます。

漂ってる。。。。。???

なんで

IYOチームもいつの間にかいないし。。
どうやら、シュノーケラーは去り行くジンベエを追いかけてたみたいで、われわれが追いついた時はすでにヤツは立ち去った後だったようで。

1本目から空振り  いや~な予感が漂った1本目。

なお、ニゴニゴだったので写真はこのメタ男君アップのみ(汗




続く2本目は気持ちをマクロモードに切り替えて「ツインズ」へ。
ココでは、ワタシとDMT中のRieちゃんをバディとしてギンガハゼゾーンに放置プレイしてもらいました。 ありがとう隊長!

あいかわらず数が多いです。





黄色/黒ペアもちらほらと見つかります。



黄色固体でグイグイと前に出てくるヤツがいたので、観察してると。。

オオあくび(驚



アゴはずれるんちゃうか??

と他人事ながら心配してしまいました。じょばんに

初日はジンベエとのニアミスで盛り上がりましたが、結局見れなかったので少しばかり「今回、見れなかったらどうしよ(汗」という思いが頭をよぎりました。

夜ごはんは山の上にある韓国料理屋さん。暑い国で熱い辛っ!!!料理を食う。辛い 
醍醐味ですなヒィー

おなかの中が火を噴きそうだったんで、帰りにコイツを買って帰りました。
今回のTAOでの個人的ヒット商品です。 まざりものの無いマンゴの味。最高!!

                           2日目に続く