小児に多く見られる症状で、足裏をペタリと床につけない状態となり、カカトを浮かしてしまうので体のバランスが不安定になります。
程度も様々で、カカトが少し上がっている程度から爪先だけで立ち足裏がほとんどつけない重度のものまで症状はまちまちです。
このまま放置しておくと、体のバランスが狂い腰への負担も相当なものとなります。
尖足になる原因は、ふくらはぎの短縮が最も多いと考えられています。
これを治すには、リハビリを続けるしかありません。
子供が成長期の場合、手術をしても一時的なもので、完全とはいえないのです。
ふくらはぎなどの硬くなった筋肉と、関節の動きを良くして可動域を広げるストレッチを続けることが大切です。
筋肉の緊張をほぐして足首の可動域を広げられるように根気強く続けると、姿勢よく立てるようになり歩き方にも変化があらわれることでしょう。
歩きやすくなってくると次第に筋肉の柔軟性も本来の状態に取り戻すことが出来る様になり、膝も伸び、もっともっと踵に体重が乗る様になってくると思います。
継続は力なりと言われているように、マッサージをとりいれたリハビリをすることをおすすめいたします。