軽くて柔らかい靴底で履き心地がいいと喜んでいたのに、ある日突然靴底がボロボロになったという経験はありませんか?


靴底に使われている素材はいくつかありますが、大きく分けて◆革底 ◆ゴム底 ◆プラスティック底に分けられます。


それぞれにメリット、デメリットがあり、ファッション性や使用目的などによって靴底も選んで作られています。


最近多いのが、プラスティックの一部であるウレタンを使用した靴底が人気となっています。


この素材は、軽くて弾力性があり、耐油効果とか耐滑効果にすぐれているというメリットがある反面、デメリットもあります。


水に反応しやすく、長期にわたって水に触れていると劣化が進みます。


加水分解という症状がでてきて、素材がボロボロになり靴底がはがれたりヒビがいったりしてきます。


大体寿命が3年ぐらいとおもってください。


でも、その寿命を延ばす方法もあります。


できるだけ履き続けることです。


同じ状態で湿気の多い所に放置しておくと、劣化が進むのが早いとされています。


動けば動くほど弾力性が保たれ、寿命が延びるということです。


今の技術では、まだこの欠点を解消するだけのレベル;まで達していないので、素材の性格を知った上で履きたいものです。