梅雨に入ると、湿気が多く、食べ物や衣類にカビが生えやすくなります。


湿気対策には、まず除湿剤の点検をしましょう。


押入れ、クローゼット、たんすなどの古い除湿剤をこの際総点検します。


そして、交換が必要なものはこの際取り替えておきましょう。


下駄箱も意外と湿気ているものです。


革製の靴などはカビが生えやすいので、小まめにチェックが必要です。


一度カビが生えると、クリームでも直らないことがありますので、要注意。


除湿剤を使わないのでしたら、扇風機で風を吹き付けるのも十分効果があります。


梅雨の晴れ間があれば、窓を大きく開けて空気の入れ替えをしましょう。


風呂は、使用後に窓を開けたり換気扇を回したりして湿気を取り除いてください。


浴室のタイルや床を布で拭き取るだけでも、湿気をとることができるのでカビ対策には相当効果があります。


洗濯や災害時用に浴槽に水を溜めている家庭は、換気と拭き取りをいておくとカビの防止にはなります。


除湿剤の代わりに市販の重曹でもOKです。


これなら安くて経済的だし、湿気を吸い取って固くなった重曹は、ふきんの消毒用としても再利用することができます。


ふきん3、4枚を一握りの重曹と共に鍋の水につけて10分くらい沸騰させ、冷めるまでそのままにしておくと、除菌ができた上に汚れも落ちるという1石3鳥の働きをしてくれます。