あなたのお子様はくすぐると笑いますか?
くすぐると誰でも我慢できずに笑ってしまいます。
このくすぐったいという感覚は、こらえようとしてもこらえられるものではありません。
不思議な感覚ですよね。
自分をくすぐっても、あまりくすぐったくはありません。
かといって、見ず知らずの人にくすぐられても、全くくすぐったいどころか恐怖さえ感じるものです。
このように、くすぐったさを感じるためには、親密で信頼できる人間関係が必要不可欠なのです。
ですからお子様をくすぐったときに、笑ってくれればとてもよい親子関係が築かれている証だといえるでしょう。
逆に虐待の兆候とか、育児放棄の傾向があると、子どもは笑ってくれなくなります。
子どもの機嫌が悪いわけでもないのに、子どもが少しも笑ってくれない家庭には共通していることがあるそうです。
虐待まではいかないまでも、厳しすぎる子育てをしていたり、子どもの面倒をみてあげなかったり、冷たい雰囲気の家庭などに多く見られます。
笑うことによって、免疫力を高めて心身を健康にする効果も確認されています。
笑いは、家庭円満のバロメーターともいえるでしょう。