梅雨の季節となりました。


北海道以外では、約1ヶ月以上もの間、雨や湿気との戦いが続きます。


雨が多い時期なので、靴や下駄箱の湿気やカビについて考えてみたいと思います。


カビは高温多湿を好みます。


濡れたまま放置している靴とか、湿気た下駄箱に入れっぱなしにしておくと、カビは格好の住処となり、あっという間にカビが生えてしまいます。


靴にもよりますが、いい革ほどカビが生えやすく、もし生えたらカビ跡は簡単には取れなくなります。


そのためにも早期お手入れをお奨めいたします。


まず、湿気対策といえば乾燥剤ですが、一般的にまず思い浮かぶのが、お菓子の箱等に入っているシリカゲルでしょう。


その他にも、塩化カルシウム、木炭、重曹、石灰など様々なものが乾燥剤として使われています。


もし靴を濡らしたなら、早めに乾いた布やティッシュで水分や汚れをを拭き取り乾燥剤を入れておくといいでしょう。


この時期はいつ雨に出会うかもしれないので、前もって防水スプレー をしておくと、後の手入れが簡単です。


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ご使用の場合は説明書をよく読んで、吹き付けてください。


素材によれば、逆に悪化させることがあるので、要注意です。


また、革は濡らすと硬くなる性質がありますので、靴クリームをつけてお手入れしておくと、いつまでも履き心地のいい状態で履くことができます。


この時期は革底の靴は避けたほうがいいでしょう。


通気性がいいだけに、雨に遭わなくても路面が濡れているだけで染みてきます。


下駄箱は結構湿気ているものです。


時々空気の入れ替えをしないと、全ての靴にカビが蔓延する可能性があります。


昔の日本家屋は高温や湿気をしのぎ、梅雨や夏の暑さを快適に過ごすようになっていましたが、最近は生活様式が変わり、「高気密」の住宅が増加してきました。


高気密住宅では、空調が無い上、狭い玄関等では、通気を妨いで湿気を閉じ込めるようになっています。


下駄箱のような狭い所ではないからと安心はできません。


ある意味で、悪い環境を作り出す一面もありますからご用心。