戦前までは藁(わら)で作った「わらぞうり」がどこでも見られることがありましたが、最近は藁を手に入れることさえ難しくなってきました。
しかし、その藁ぞうりに代わって最近は家にある布を使って作る「布ぞうり」が人気となっています。
着古した衣服や布を使って、お部屋で履く布ぞうりを作ってみませんか?
家にあるもので作ることができることから、お手軽で、しかもエコ。
履いているだけで知らず知らずにお部屋の掃除もできてしまうのです。
さらに鼻緒を指で挟んで歩くことによって指間が刺激をうけて、浮き足の予防とか外反母趾の改善になったり、さらに冷え性対策にもなります。
五本指ソックスなら、そのまま履くこともできます。
スリッパのようにパタパタと音もしませんし、汚れたらネットに入れて洗濯機で簡単に洗える点も魅力ですね。
一年中履くことができるので、季節にあった素材で作るのも素敵です。
履き心地の良さに加え、色や素材を考えて編み上げる楽しさを味わうことができますよ。
たとえば、ジーンズならしっかりした草履を、タイツならやわらくてフィット感のいいものができます。タイツなら目安としては16足分でぞうりが1足ぐらいです。
子供が成長して着られなくなった服などは、カラフルな布ぞうりに早変わりします。
水虫とかアレルギー体質の方には、綿素材で作ると予防や治療にもなります。
ご自宅でできる布ぞうりの作り方をご紹介!