靴は夕方に買えばいいと聞いたことがあるかと思いますが、実際夕方になると足がむくむ状態になり、同じ靴を履いても朝と夕方では大きさが違うように感じることがあると思います。


ほとんどの方が朝よりは夕方の方が足は大きくなっているはずです。


骨は変わらないのに足が大きくなるということは、足の甲周り(足囲)が大きくなっているということです。


足は体の中で心臓からもっとも遠くにあるので、ほかの部位にくらべて血行不良になりやすいのです。


心臓から押し出された血液が体を一周して再び心臓に帰ってくるには、足の先から押し戻す強い血管が必要です。


ところが、その力が足りないと足がむくむような状態になり、足が大きく感じるようになります。


個人差があり、一概に午後になると足が大きくなるとはいえませんが、腫れぼったくなるので「足が大きくなる夕方に靴を買うとよい」といわれているようです。


大腿やふくらはぎ部分の筋肉を動かすと、血管が収縮活動をし、血流が心臓に戻る助けになるので(専門用語でミルキングアクションといいます)、ウオーキングなどをしてむくみの解消を図りましょう。

スリムな状態で靴選びをするより、大きくなった状態で靴を選んでおけば、窮屈な思いをしなくて済むだろうということからこういう格言ができたとおおいます。


それよりまず、むくまないように運動をしたり疲れを溜めないような生活スタイルが求められます。