毎日定期的に便意をもようすということは、身体が健康的であるという証明のようなものです。
毎日快便であると、新陳代謝もスムーズに行われ、身体が生き生きとしてきます。
いらないものはできるだけその日に出してしまいましょう。
さて、その大便についてですが、その中身はというと、大抵の人が食物残渣(ざんさ)と思われていることでしょうが、実は4分の3が腸内細菌とその死骸と脱落した腸粘膜で、食物残渣は4分の1程度なのです。
ですから、便を見ることは腸の中の菌を見ているに過ぎないのです。
善玉の腸内細菌が活発に分裂していると菌数が増え、その結果便の量も増えることになります。
腸内で腐敗し、発酵へと進みますので、菌数が増えると腐敗臭はなくなり、オナラも大して臭くなくなります。
逆に悪玉菌が優位になると、腸内で腐敗し悪臭を放つようになります。
便の色もこげ茶色で太く硬くなり、排便が苦痛となるものです。
悪玉菌がたくさんいる腸内環境では便秘ぎみになり、腐敗物質に接触しつづける腸の粘膜がガン化することも当然かもしれません。
便秘による肌荒れも腐敗物質の再吸収によるともいわれています。
「一般的な便秘への5対策」
◆ 水分を摂る
◆ 繊維質を摂る
◆ 腸内細菌を善玉化する
◆ 運動する
◆ 便意を我慢しない